忍者レフ(ミニ)のレビュー ガラスごし撮影におすすめのアイテム

結論からいってしまうと、忍者レフはミニサイズでもかなり大きかったです。ミニではない通常サイズの忍者レフを買おうとされている方は、サイズをよく確認したうえで購入されることをオススメします。


ミレーレス一眼α7Ⅱを手に入れてカメラをはじめてから約2年。
カメラ片手にいろんな場所へ撮影に行きました。

撮影に行った中で、個人的に難しいと感じているのがガラス越しの撮影です。東京タワーやスカイツリーに代表される展望台や、水族館・美術館などがそうですね。
中の照明が反射したり、自分やカメラが写真に写り込んでしまったり。
ガラスに対して斜めに撮影するとよい、ときいて試してみたりすものの、なかなかうまい具合に撮影することができません。

どうしたものやらと調べてみたところ、カメラバッグに入れても邪魔にならない携帯性に優れたアイテムによる解決方法を見つけました。

よしみカメラ 忍者レフミニ

今回購入したのは、よしみカメラさんが販売する忍者レフ ミニ

忍者レフは、通常サイズの忍者レフと、今回購入した忍者レフ ミニ、の大きさの異なる2つのサイズがあります。
こう書くと、ミニはさぞかし小さいのだろうと想像しますよね?私も購入前はそう思いました。

ところが、忍者レフはミニでもサイズはそれなりに大きいです。映り込みを防ごうと思ったらこれくらいのサイズは仕方ないのだと思います。
わかってはいますが、このサイズを東京タワーやスカイツリー、水族館や美術館などの人が多いところで開くのは恥ずかしいです。

カメラに付けると忍者レフ ミニはこれくらいのサイズ感になります。
このくらいのサイズであれば、ギリギリ他の人の迷惑にならない範囲だと思います。
通常サイズの忍者レフはスペックから判断するに、ガラスの占有率が高すぎて他の人の迷惑になるでしょう。よほど人気のない撮影ポイント以外では。

忍者レフにはケースが付属してきます。

忍者レフは、8の字型に収納することで携帯性に優れたコンパクトサイズを実現しています。
家で髪を切るときに使うアレみたいな感じ、というと伝わるでしょうか。

本当に強いバネで収納されているので、開くときはすごい勢いです。魔法みたい。
でも、これを他の人が多くいる場所でやるのは本当に気をつけなければなりません。人がいないところで開くようにしましょう。

収納サイズは本当に小さいです。iPhoneと同じくらい。これくらいのサイズであればカメラバッグに忍ばせておいても邪魔になりませんね。

あ、だから忍者レフということですか。

愛用しているPORTERのカメラバッグに入れてみたところ。

忍者レフミニは本当に小さいので、私が使っているコンパクトサイズのカメラバッグにも入れておけるのがいいですね。

パッケージはチープ感がありましたが、商品はかなりしっかりしています。思っていたより丁寧に作られている感じです。
パッケージがチープだっただけに余計にそう思えるのかもしれませんが。

忍者レフは真ん中に絞り紐があり、ここにカメラのレンズを通して結ぶことで映り込みを防ぎます。

カメラに装着するとこんな感じになります。カメラレンズのサイズやフードの形状により多少ディテールはことなりますが、概ねこんな使用感になると思います。

横からみるとこんな感じになります。カメラが忍者レフを突き破っているように見えますね。

忍者レフは、裏面に白い布が張られていて、裏返せば文字通りレフ板として使うこともできます。

忍者レフなしでの物撮り。かなり影が濃い状態です。

忍者レフをレフ板として使った物撮り写真。影の濃さがまったく変わりました。

フリマアプリやオークションに出品するときは写真が命。キレイに撮影するだけで値段も変わってくるので、レフ版のない方にとっては忍者レフのレフ板としての使い道もありがたいのではないでしょうか。

最後に忍者レフの購入を検討されている方にお伝えしたいのが、とにかくサイズには気をつけてください、ということ。
実際にメジャーなどでサイズをカメラに合わせてからお考えになるのをオススメします。

大抵の用途であれば忍者レフ ミニで事足りるサイズです。
大は小を兼ねると思うと痛い目に合う方もいらっしゃるかもしれませんので、ご購入前にサイズの確認をしっかりやってから購入してください。

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