タイトルがもうすべてを語っていますが、また買い物で大失敗をやらかしてしまいました。
写真のブツ撮りをするときに背景が気になりますよね。
白い壁やフローリングを背景に撮影するのも悪くはないのですが、せっかくであれば少しでもキレイな写真を撮りたいところ。メルカリやヤフオクは写真のキレイさで値段が変わるといいます。
そんな悩みを簡単に解決してくれるのが、PVC背景紙(背景布)と、背景布スタンド。
これらがあれば、上画像のような和室であってもキレイな物撮り環境に大変身・・・のはずだったんですけどね。
私の失敗について書いておきます。
PVC背景紙(背景布)や背景布スタンドをお探しの方は、失敗しないようにぜひ参考にしてください。
PVC背景紙(背景布)と背景紙スタンド
今回購入したPVC背景紙は、Amazonで「Meking 撮影用 PVC 背景布 バックペーパー 120cm x200cm ホワイト」として販売されている商品。
スタンドは「UTEBIT T字型 背景スタンド 150 x 200cm」という商品。
PVC背景紙も、背景スタンドも、Amazonのレビューではそこそこの高評価の商品です。
背景紙とスタンドの相性が最悪
まずはこちらをご覧ください。
背景紙を吊るすためのT字スタンドが透けて見えてしまっています。
今回購入した背景紙スタンドはT字型だったため、背景紙の中央に黒い棒が透けてしまうんです・・・。
スタンドの脚もばっちり透けていますし、そもそもこの位置に脚があると床にモノを置いて撮影する際に背景紙の歪みが写ってしまいます。
和室だと畳の縁はもちろん、畳の色まで透けてみえます。
フローリングでも床の茶色が写り込んでしまうことでしょう。
しかもこの背景紙スタンド、一番上まで高さを上げると2m近い高さになるにも関わらず、スタンドの脚がとても小さいのが難点。
ちょっと動かしたりバランスが悪くなるとすぐに転倒してしまいます。
背景紙をスタンドに抑えるための巨大な洗濯バサミのようなクリップ。かなり強い力で背景紙を押さえてくれるのは良いところなのですが、オレンジ色のパーツがよく外れてしまうのが難点です・・・。
結局のところ何が悪かったかというと、PVC背景紙の使い方とスタンド選びだと思います。
まずスタンドについてなのですが、T字型はPVC背景紙が透けてしまうとど真ん中にスタンドの影が写ってしまうので、T字型は物撮りには向いていません。こちらの商品のようなサッカーゴール型の背景紙スタンドを選んでいればこの問題は防げました。
購入前はサッカーゴール型はスタンドを2つも使って場所をとるのが嫌だなぁ、と考えていたのですが、あのカタチはちゃんと理にかなったカタチなんですね。
PVC背景紙については判定が難しいところです。
というのも、今回の背景紙スタンドとセットで使わなければスタンドの裏写りという問題はなかったんですね。
ただ、畳が透けてしまったのは事実。けれども、今回わたしが購入したのはPVC「背景紙・背景布」です。地面に敷いて使うような使い方は、そもそも想定されておらず間違った使い方なのかもしれません。
今回の失敗から学べる教訓としては、PVC背景紙は透けないだけの厚さがあるものかどうかを調べること、背景紙スタンドはT字型スタンドを避けること、です。
T字型の背景紙スタンドというのは、いったいどんなときに使うことを想定した商品なんでしょうね。不思議。
そんなに高い買い物ではないとはいえ、PVC背景紙と背景紙スタンドをセットで買えばそれなりの金額になります。
購入前にどのような商品かよくお調べになってから購入されてください。