情報って大事。もっと早く知りたかった。
つい先日のことです。
日中でもカメラの長秒撮影を可能にするための「NDフィルター」についてこんな記事を書きました。
1,000円くらいで6つの濃度をサポートするお得なNDフィルターセット!NEEWER NDフィルターキット(ND2 ND4 ND8)
このとき購入したNDフィルターは、ND2、ND4、ND8という3つの濃度がセットになったもの。
この3つのフィルターを重ねて使うことで、6つの濃さを実現できるということで感動していたのですが・・・もっと便利なNDフィルターがあることを知ってしまいました。
それは「可変NDフィルター」というもの。
本当、もっと早く知りたかった・・・。
Neewer 可変 ND2-400 NDフィルター
今回購入したのは、皮肉にも先日購入したNDフィルターと同じメーカー「Neewer」の可変NDフィルター。
これ一枚で、ND2からND400までの範囲をサポートできるNDフィルターです。
この前のNDフィルターは組み合わせて6つの濃度になりましたが、こちらはND2〜ND400までの濃さが実現可能です。この差。
可変NDフィルターは、その名のとおり濃さを調整することができます。
フィルター事態をネジ式に回すことで濃度調整をします。
フィルターの側面には、濃度調整のための目盛りがふられていますね。
これがMAX(ND400)の状態。フィルター面は真っ黒です。
これがMin(ND2)の状態。フィルター面はうっすらと暗くなる程度ですね。
わかりやすいように下に説明書を置いてみます。
これがMAX(ND400)の状態。ほぼ説明書はみえません。
これがMIN(ND2)の状態。説明書が薄暗くみえていますね。
今回は現在使っているTAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXDに合わせて67mmの可変フィルターを購入しました。
レンズにはKenko MC プロテクター NEOという保護フィルターが付いています。その上から可変NDフィルターを装着しました。
ひとつ問題が発生しました。
Kendoのレンズフィルター + レンズフードを装着した状態では、可変NDフィルターの装着がかなり困難です。レンズフードが邪魔してNDフィルターを回して装着することができません。
頑張ればレンズフードを装着した状態でもなんとか取付可能ですが、屋外でこれをやると思うとちょっと微妙です。
「じゃあ、最初に可変NDフィルターをつけてからレンズフードをはめればいいのでは?」
と思われたかもしれませんが、上写真のように、この可変NDフィルターは回して濃度を調整するからか、純粋な67mmのフィルターよりサイズが大きいです。下のKenkoの保護フィルターと比べると、可変NDフィルターのところで一段高さが上がっているのがわかります。
なので、NDフィルターを装着してからレンズフードを装着しようとすると、NDフィルターが邪魔をしてレンズフードを取り付けることができません・・・これが残念なところです。
レンズフードを使っていると装着しにくいという問題はあるものの、たった一枚のフィルターでND2〜ND400までの濃度がカバーできるのは魅力です。
早くこれを使って滝や川を撮りに行きたいですね。
・・・前のNDフィルターをどうしようかな。