「レンズキャップなんて何でもいい」
そう思っていました。このSIGMAのレンズキャップに出会うまでは。
SIGMAのレンズキャップをオススメする理由、これはもう単純にSIGMAのレンズキャップが「カッコ良さ」「使いやすさ」「価格の安さ」と3拍子そろった製品だからです。
- 所有する喜びを感じさせてくれる「カッコ良さ」
- レンズのキャップに求められる「使いやすさ」
- 他メーカーに比べてお手頃な「価格の安さの安さ」
SIGMAのレンズキャップは、現状で考えうる最高のレンズキャップです。今回はその理由について書いてみたいと思います。
理由1:レンズキャップの見た目のカッコ良さ
SIGMAのレンズキャップは、見た目がカッコイイのがポイントです。
他メーカーのレンズキャップと比べてみるとよくわかりますが、SIGMAのレンズキャップ(左上)は「メーカー名」が白塗りにされておらず、レンズに取り付けたときに悪目立ちしません。レンズキャップの中央に、本体と同色で立体加工されたロゴが控えめに配置されているだけです。
NikonやCanonといった他メーカーのレンズキャップは、メーカー名が主張すぎて非常にカッコ悪い・・・。昨今のレンズはデザインが良いものが多くなりましたが、レンズキャップにメーカー名を目立たせるという悪習がなくならないのが残念です。
SIGMAのレンズキャップは「線」のデザインが素晴らしい。中央から外側に向かって放射状にひかれた線の角度が美しく、近未来を感じさせるデザインです。
理由2:レンズキャップの使いやすさ
SIGMAのレンズキャップは見た目だけでなく、レンズキャップとしての機能性にも優れています。
とにかく付け外しが驚くほどスムーズ。
一撃でレンズに取り付けられなかったことがありません。
レバーの可動幅は大きめ。レバーは外側からでも内側からでもつまんで可動させることができます。
SIGMAのレンズキャップをレンズに取り付けます。
カポッ!気持ちいい!
ずれることなくスムーズに取り付けられるので非常に使用感がいいです。
考えてみれば当たり前のことですが、レンズキャップってカメラメーカーの純正品でもうまくハマらないことが意外なほど多いですよね。キャップが斜めにハマってしまったり、ハマったと思ったらカメラバッグの中で脱落していたり。
その点、このSIGMAのレンズキャップは、そういった煩わしいことが一切起こりません。レンズの径にぴったりフィットする以外のハマり方をしないようにデザインされています。
こちらは無名メーカーの激安レンズキャップ。
・・・これ、レンズキャップあるあるですよね。
ちゃんとハマったようにみせかけて、実はハマっていないという。
それに気づかにカメラバッグに入れてしまい、気がついたらバッグ内でレンズキャップが脱落していたというパターンです。
SIGMAのレンズキャップは、こうならないのが本当に素晴らしい。きちんとハマるか、ハマらないか、の二択しかあり得ません。
そして感動的な部分がコレ。レンズキャップをよく見てみるとレバーの内側に滑り止めの溝がデザインされています。
他メーカーのレンズキャップと比べてみるとわかりますが、こんなところまで丁寧に作り込まれているレンズキャップはSIGMAだけ。SIGMAのレンズキャップが使いやすいのは、こうした気づくか気づかないかわからないほどの細やかな気配りによるものなのでしょう。
理由3:他のレンズキャップと比べて安く買える
SIGMAのレンズキャップは他メーカーのレンズキャップと比べると価格が安くコスパが高いです。Amazonだと500円ちょっとで買えます。
NikonやCanon、Sonyといったカメラメーカーのレンズキャップと比べると、だいたい数百円くらい安いです。
レンズキャップ自体がそんなに高額なものではないので、たった数百円の違いでしかありませんが、所有するレンズすべての見た目を統一したいと考えた場合は結構大きな金額になってきます。
SIGMAのレンズキャップを一度使ってしまえば、すべてのレンズキャップを置き換えたくなりますから、価格の安さは重要なポイントです。
以上、SIGMAのレンズキャップをオススメする理由を書いてみました。いかに優れたレンズキャップなのかがおわかりいただけたと思います。
そんな完璧にもみえるSIGMAのレンズキャップですが、一点だけ弱点があります。それは「小さなサイズがない」ということ。私は所有するすべてのレンズのキャップをSIGMAにしようとしたのですが、37mmのレンズキャップだけが見当たらず。すべてのレンズのキャップを置き換える夢は叶いませんでした。まぁ、37mmというのは稀なケースですから、多くの人にとっては問題にならないとは思いますが。
レンズキャップをお探しの方はもちろん、そうでない方も、ぜひ一度SIGMAのレンズキャップをお試しになってみてください。カメラライフがより充実する素晴らしい製品です。