最近になって、カメラ周りの環境を再構築しています。
できるだけシンプルな構成を目指していくうちに、ひょっとしてカメラバッグっていらないのでは?という疑問がわいてきました。いつも使っているカバンでカメラを持ち歩いてもいいのではないかと。
そこで、普通のバッグでカメラを持ち歩く際に、衝撃からカメラやレンズを保護するためにいい方法がないかと探してみたところ、HAKUBAから良さそうな商品が販売されていたので、試してみることにしました。
HAKUBA バッグアクセサリー ソフトクッションポーチ L KCS-37L
今回購入したのは、HAKUBAが発売している「HAKUBA バッグアクセサリー ソフトクッションポーチ L KCS-37L」という商品。
信頼と安心のカメラ用品メーカーHAKUBAというのが購入の決め手になりました。
正直にいってしまえば、同じような商品は百均でも売っているかな、とは思いました。
この商品は高くはないとはいえ700円くらいします。どうしたものかと悩みましたが、高級なカメラやレンズを保護するという目的で探している以上、百均の商品を選ぶわけにはいかないかな、と。きちんとそれ用に設計テストされた商品のほうが安心できる、ということでこの商品を選びました。
そしてその判断は正解だったかな、と。
この商品は衝撃を吸収するウレタンフォームで作られているのですが、ウレタンフォームが贅沢に使われていて分厚いです。もうフカフカ。百均のペラペラな巾着袋とは違って肉厚なんですね。
その分、大きくなってしまうという多少のデメリットはあるのかもしれませんが、これだけの厚さがあればカバンを放り投げたとしてもショックを吸収して中身を保護してくれるのではないか、と思えます。
というわけで、私が所有するレンズの中で最も大きくて思いレンズであるSEL50F14Zを入れてみます。
SEL50F14Zを入れてもまだまだ余裕です。
これだけ余裕があるのであれば、ひょっとしてレンズを付けたままのカメラでも入るのではないか?と思い、手持ちで最も小さいレンズであるSEL55F18Zを付けたα7IIIが入るか試してみることにしました。
・・・さすがに欲張りすぎたようです。
HAKUBAのクッションポーチはこれが最大サイズのLなので、これ以上のサイズの商品が販売されていないのが悔やまれます。もうワンサイズ大きければ、カメラにレンズを付けたままでも入れて持ち運ぶことができたんですけどね。
HAKUBA バッグアクセサリー ソフトクッションポーチ L KCS-37Lを使ってみた感想
この巾着袋に予備のレンズ(TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD)を入れて旅行に行ってきましたが、十分普通のカバンをカメラバッグにして出歩けるな、と思えました。この巾着袋の肉厚さからくるクッション性は、旅行や日常生活で想定されるカバンの衝撃ぐらいであれば、まったく問題なくレンズやカメラを保護してくれるという安心感を与えてくれています。
カメラをはじめようとすると、カメラバッグもカメラと一緒に買ってしまおうという人は多いと思いますが、まずはこの商品で保護して普通のカバンをカメラバッグにするところからはじめると、初期投資を抑えることができてよいのではないでしょうか。
一点だけ個人的に後悔しているのが、巾着袋の色。この商品にはブラックとグレーの2色がラインナップされているのですが、ブラックではなくグレーを買うのが正解でした。というのも、カバンの中というのは基本的に暗いものなので、ブラックだとカバンの中の暗さと相まって中身が見渡せず不便でした。
もしこの商品の購入を検討されているのでしたら、色はグレーをオススメします。