ストロボ用のディフューザーというものをご存知でしょうか。
ディフューザーとはストロボ(スピードライト)のフラッシュ部分に取り付けるアイテム。
ディフューザーを取り付けると、強い固まった光になりがちなストロボの光が拡散するようになり、ふんわりと柔らかくなるのが特徴です。
先日購入した、これまた激安のスピードライト「Yongnuo YN560 III」の光が強すぎると感じたのでディフューザーを購入してみることにしました。
中華製激安 ストロボディフューザー
今回購入したのはAmazonで販売しているコチラのストロボディフューザー。
何がすごいってそのお値段。送料込みで約200円。どうなっているんだ。
さすがにこの激安価格だと逆に心配になりますよね。
そのため、Amazonのカスタマーレビューを見てみたところ、「硬い」「サイズがタイトすぎる」などの形状についての不満はあるものの、Yongnuo YN560 IIIで「使えない」というレビューはありませんでした。
激安価格ということもあり、購入して試してみることにしました。
購入してから一ヶ月後に届くとは誰が予想したでしょうか。
どうやら中国から発送されてきているようですが、到着予定を過ぎても商品がまったく届かず。
本来であれば到着予定をすぎた時点で確認をしますが、激安価格の商品ということもありそれすら面倒に思えてスルーしていたら、1ヶ月経ってようやく到着しました。
超激安価格のわりに、商品はフィルムに入っているなどしっかりと梱包されていました。
届いたのは乳白色のディフューザー。
おかしなことを言いますが実はこの商品、何が届くかはお楽しみ状態の商品らしいのです。
レビューによると、透明のディフューザーが届いたという人と、乳白色のディフューザーが届いたという人、複数購入したら透明と乳白色の両方が届いた人がいたりと無茶苦茶。
1/2で欲しい方がひけるガチャだと思って購入しなければなりません。
私はこれまでディフューザーというものを使ったことがなかったため、どちらが届いてもいいかーぐらいの気持ちでした。
さっそくYongnuo YN560 IIIに取り付けてみました。
Yongnuo YN560 IIIへの対応をうたっているだけあって、綺麗にハメることができたと思いきや、
微妙にズレています。
本来はソコまでストロボが入るんだね、と思われる真ん中の線のところまでストロボが入らず。浮いてしまっている状況です。
実はこれについてもレビューで予習済みだったので驚かず。
この商品が歪んでいるなどというのはデフォルト。
要は使えればいいんだろう?といわんばかりの品質なのです。
面白いのは確かにディフューザーとして使うにはまったく問題ないところ。
実際にこの状態で使ってみましたが、ディフューザーとしての機能には特に問題がないんですよね。多少歪んでいようがいまいが変わらない。
ちなみに歪みの大きい商品が届いた場合は「ドライヤー」で熱してから使うと良いそうです。
そのレビューを見て思わず笑っちゃいました。
精度の高い高品質商品になれた日本人にとっては理解しがたい品質ですが、商品が与えてくれる「機能」だけに考えを絞ると、この商品はコスパ最強といえます。
諸々の事情を考えると、安易に人にオススメすることのできる商品ではありませんが、レビューをよくお読みになって、自分はこれらを許容できる!と思われた方はお試しになってみてはいかがでしょうか。
ストロボディヒューザー for YONGNUO YN560 YN560Ⅱ YN565 Canon 580EX 580EXⅡ