先日購入したSONYのミラーレス一眼「α7Ⅱ」用のSDカードにTranceendのSDXCカードを購入しました!α7ⅡでXAVC S形式の動画を撮るためにはSDXCカードが必要です。
今回購入したのはUSBメモリやSDカードでお馴染みのメーカー「Trancend」のSDカード(SDXCカード)。
これまで32GBまでという制限のあったSDHCカードに対し、SDXCカードは上限が2TBまでいけるSDカードです。
SDカードは、SDカード→SDHCカード→SDXCカードの順に、機器の高画質化による大容量の要求に応えるカタチで発展してきたというわけですね。
そしてSONYのミラーレス一眼「α7Ⅱ」ではXAVC S形式の動画を撮影する場合にはSDXCカードが必要なのだそうです。
XAVC S形式の動画とは
また、記録フォーマットには、プロ用のXAVCをもとに開発されたXAVC Sを採用しています。
α7 II 特長 : XAVC S動画撮影 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
プロ用の規格を民生レベルに応用したのがXAVC Sということなのでしょう。業務用機で培われた技術を元に作られた規格とあればきっと画質はいいはず。
α7ⅡはAVCHDやMP4などの従来規格の動画も撮影することができますが、どうせなら一番画質がよいとされている規格で撮りたい、というわけで少し奮発してSDXCカードを購入したわけです。
SDカードの購入にあたって色々調べたので以下にメモとして残しておきます。SDカード選びの参考にしてみてください。
UHS-Iとは
UHSは「Ultra High Speed」の略だそうです。
UHSには、UHS-I(104MB/秒)、UHS-II(312MB/秒)、UHS-III(624MB/秒)、の転送速度が異なる3タイプ存在するそうです。
今回購入したTrancendのカードはラインナップの中では一番遅いUHS-Iのものです。
UHS-IIIは今年誕生したばかりなのだそうで、まだ製品自体がないそうです。UHS-II対応の製品は発売されているものの数が少なくとても高額なのだとか。なので現状ではUHS対応製品といえば実質UHS-Iのことをさすと思ってよさそうですね。
気をつけなければならないのは、上記はすべて理論値で実際の速度とは異なるということ。
そのためSDカードには以下のような速度規格も用意されています。
SDカードに書かれているU3とは
UHS-Iなどが理論値を指し示すのに対し、U3というのは「最低書き込み速度30Mbpsを保証する」という意味なのだそうです。
なのでSDカードにU1と書かれている場合は「最低書き込み速度10Mbpsを保証する」という意味です。
とてもややこしいですが、なんとかSDカードに書かれた数値の意味がわかりました。
α7Ⅱ自体を使ってまだ日も浅いですし、パソコンへの転送速度も体感ではこれまで使っていたSDHCと変わらないような気がするので人にオススメできる状態にはないですが、α7ⅡでXAVC S動画を撮影するには必ず必要なカードです。
お金に余裕のある方は、SDXCカードを購入して綺麗な動画を撮影してみてはいかがでしょうか。