α7IV にシューティンググリップ「GP-VPT2BT」は微妙だった話

結論から言ってしまえば、α7IVにシューティンググリップ「GP-VPT2BT」は合わなかったなぁ、と。

α7IVと超広角パワーズームレンズ「SELP1635G」の組み合わせに、リモコンでズーム操作ができるGP-VPT2BTはピッタリだと思ったんですけどね。

GP-VPT2BTは重たい

GP-VPT2BTの一番のデメリットは「重たい」ことです。

私はこんな感じでホットシューのアタッチメント経由でGP-VPT2BTを取り付けて使っていました。

GP-VPT2BTの質量は215g。だいたいiPhone 1台くらいの重さです。iPhone 1台といえば軽く思えるかもしれませんが、実際にα7IV(658g)とSELP1635G(353g)の組み合わせに、GP-VPT2BTを取り付けてみると、総重量は1,226gにもなります。500mlのペットボトル2本と缶コーヒー1本分くらいの重さです。この重量を片手で持ち続けるのはけっこう大変です。

持てなくはないけれど、持ち続けるのはムズカシイ。良くいえば「片手で持てる」、悪くいえば「片手で持たなくてはならない」。そんな微妙にアウトな使い心地でした。もう少し持ち手が大きければ、ジンバルのように両手で持つこともできたんですけどね。

余談ですが、GP-VPT2BTをカメラ下のネジに取り付けたまま、カメラを上下逆にして撮影することもできます。

静止画はこの状態で撮っても、きちんと上下を反転した正しい方向で記録してくれます。
動画は逆向きのまま記録されてしまうので、後から編集ソフトで上下をひっくり返す必要があります。

トラッキングAFが使いものにならない

さらにGP-VPT2BTには「トラッキングAFが使いものにならない」という問題があります。

トラッキングAFは、シャッターボタンを半押しして選択した被写体を追いかけ続けてくれるAF機能です。とても便利な機能で、わたしは静止画のほとんどをトラッキングAFで撮影しています。

GP-VPT2BTではこの便利なトラッキングAFがまともに使えません。原因はこのシャッターボタンが「敏感すぎる」こと。半押しして被写体をロック、そこから少しでも指が動くとパシャリ……シャッターが切られてしまいます。これがもう本当にストレスで。3回に1回は勝手にシャッターを切られてしまいます。

おそらくGP-VPT2BTはトラッキングAFで使うことを想定されていないのでしょう。
GP-VPT2BTが発売されたのは2020年の1月31日、SONYではじめてトラッキングAFを搭載したカメラのα7Cが発売したのが2020年10月23日です。そもそもトラッキングAFがなかった時代に発売されていますから、トラッキングAFが使いにくいのは当然といえそうです。

結論:αシリーズのカメラにGP-VPT2BTはオススメしない

重たくて、トラッキングAFが使えない。

個人的には無理をしてまでα7IVでGP-VPT2BTを使う必要はないと判断しました。手元でズーム操作ができるのはパワーズームレンズのSELP1635Gと相性が良いだけに、残念な結果です。Bluetoothリモコンとしても使えて三脚にもなるのは画期的でしたが、α7IVのようなαシリーズのカメラで使うにはちょっと微妙でした。

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