わさび好きには天国のような、長野県の安曇野市にある安曇野大王わさび農場でわさびグルメを食べてきました!・・・ちょっと行く時期と時間を間違えてしまったようです。
大王わさび農場は長野県の中心あたりにある安曇野市にあります。
乗用車の駐車場はもちろん、観光バス用の大きな駐車場もあるようなしっかりした観光施設なのですが、場内は無料で見学することができます。
駐車場からみえる建物正面にある像。この像は、魏石鬼八面大王という長野県安曇野に伝わる伝説上の人物の像なのだそうです。
魏石鬼 八面大王 (ぎしき はちめんだいおう)は、長野県の安曇野に伝わる伝説上の人物。「八面大王」とは、「魏石鬼(義死鬼)」の別称である。出典となった『信府統記』に読み仮名がないため、正式な読み方は不明である。やめのおおきみ(八女大王)と読んで、福岡県八女の古代豪族磐井との繋がりも考えられている[1]。妻の「紅葉鬼神」ともども坂上田村麻呂によって討伐されたという『信府統記』の記述に基づく伝説が、広く松本盆地一帯に残っている。『仁科濫觴記(にしならんしょうき)』に見える、田村守宮を大将とする仁科の軍による、「八面鬼士大王」を首領とする盗賊団の征伐を元に産まれた伝説であると考えられている。
魏石鬼八面大王 – Wikipedia
大王わさび農場という名は、おそらくこの魏石鬼八面大王が由来なのでしょうね。
そしていよいよわさび田とご対面・・・のはずが黒い!
どこまでも真っ黒・・・広大な敷地のわさび田のすべてに黒いシートがかけられていました・・・。
この黒いシートについて調べてみると、
直射日光に弱い為、4月から9月末まで黒い寒冷紗でわさび田を覆う。
大王わさび農場 – Wikipedia
というわけで、わさびは直射日光に弱いので、日差しが厳しい時季はわさび田を遮光シートで覆っているそうです。
わたしが行ったのが7月末ですから、一番熱心に遮光しなければならない季節だったというわけです・・・残念。
遮光シートの下にちょっとだけワサビが見えました。またいつか黒いシートがかかっていない時期に訪れたいものです。
安曇野大王わさび農場の公式動画がありました。今回はこの動画で我慢するとしましょう。
わさび田が見れないのは仕方がありませんが、気を取り直してわさびグルメを堪能しよう・・・と思ったら場内にあるレストランは閉店してしまった後。
わたし達が訪れたのがPM3:30ぐらいでしたが、もうこの時間になるとレストランは閉店してしまった後でした。
わさび田に日よけシートをかけている時期は、観光客も少ないので早く閉めちゃうのかもしれませんね。
しかし、場内にはレストラン以外にもファストフードのフードコート的なところがあるのです。
画像はわさびコロッケ。ピリ辛のわさびソースが効いていて美味しかったです。
わさビール。青汁のような見た目ですが、味は・・・味は・・・味は・・・わさび?
わさびソフトクリーム。辛くはありませんが、しっかりワサビの風味を感じることができるソフトクリームです。
今回は、時期と時間を外してしまったために、わさびを思いっきり見て食べて楽しんだとは言いがたかったですが、こういったハプニングも旅の思い出としてはいいものです。
これから大王わさび農場へ行かれる方は、観光に行く時期と時間に気をつけてください。