【8冊】2017年に読んだ本(ビジネス・自己啓発・ライティング)

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2017年読んだ本をまとめています。

わたし今日からキラキラOLやめてギラギラします! 絶対達成する人になる方法

「モチベーション」「やる気」「好きなことを仕事に」、そういった現代的な仕事の選び方、やり方にNOを突きつける作品です。

仕事にやる気がだせないOLが、ある人の教えに従っていくうちに・・・という物語形式になっていてとても読みやすいです。

誰もが会社員として経験したことがある困難や危機に潜んでいる真の意味を伝えながら、「絶対達成」するために必要なマインドを身につけることができます。

「仕事が面白いかどうかは関係ない。仕事を面白がれる人間になれ」、本書を読んで自分が「思考ノイズ」に振り回されているのだと気付きました。

進む道に迷い「自分探し」を考えたことがある方は、この本をぜひ読んでみてください。「自分探し」という言葉に潜む空虚さに気がつくと思います。

一生太らない魔法の食欲鎮静術

一生太らない魔法の食欲鎮静術一生太らない魔法の食欲鎮静術

知っているようで知らない食事の「食べ方」に気をつけることで、食欲をコントロールして一生太らないことを目指そうという趣旨の本です。

いかに自分が普段から食事を「味わう」ことができていなかったのか思い知らされます。食事の量で満腹感を感じるのではなく、きちんと味わって満足感を得ることが大事ということです。

きちんと食事を味わうために必要なのは「舌先を食べ物にあてる」、たったこれだけのシンプルさ。これを意識するだけでも食生活が改善されます。

自分の食欲のコントロールが苦手な人にぜひ読んでもらいたいオススメの本です。

「好きなこと」だけして生きていく。

本書の「下りのエスカレーターを登らずに、となりの上りのエスカレーターで立ち止まる」という考え方には感銘を受けました。

確かに下りのエスカレーターを頑張って登ろうと努力するよりも、上りのエスカレーターでただ立ち止まっているだけでいいのです。頑張ることに一生懸命すぎて、隣にあるはずの上りのエスカレーターが目に入らなくなってしまっている方は多いのではないでしょうか。

人生や日常に閉塞感や重圧を感じている人は、肩の力が抜けて気持ちが軽くなれる良書です。

沈黙のWebマーケティング

劇画調というか漫画調というか、これまで類をみない方法でWebマーケティングについて学べる本です。

表紙からふざけた印象を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、見た目に反して内容はかなり充実していますし、これまで読んだどのマーケティング本よりも、読後に内容が記憶に残っている気がします。内容の充実に反してライトに読めるので再読する気がするところも大事なポイント。

世の中の本がすべてこんな仕様だったら読むのが楽で良いのですけどね。

沈黙のWebライティング

「沈黙のWebマーケティング」のWebライティング版の本です。

劇画調のストーリー展開は前作そのままに、600ページを超える圧倒的なボリューム感で、Webライティングのコツについて紹介されています。

「Webライティング」とありますが、書き方のコツだけでなく、ライティングに至るまでのコンテンツ選定などにも言及されています。

ホームページ制作やWeb制作に従事する方、ブロガーの方などは、一読されるとポイントを掴んだコンテンツ制作が行えるようになるオススメの良書です。

金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?

元ライブドア社長の堀江貴文さんがメルマガでやっている人生相談やコラムを中心に、堀江さんなりの「人生」の捉え方について紹介した本という印象です。

ズバ抜けた成果を残し、そして刑務所に収監されるまでに至る波乱万丈な人生を送られている方の考え方は、尖ったものがあると感じました。

君がオヤジになる前に

君がオヤジになる前に君がオヤジになる前に

堀江さんの極端なまでの合理主義に、賛否両論ありそうな本ですが、個人的にはこういう考え方もあるのだな、と頷ける部分が多い本でした。漫画「カイジ」で有名な福本伸行さんとの対談も面白かったです。

若い人にとっては、思考停止したオヤジにならないように気をつけるきっかけに、中堅以上の方には自分が思考停止したオヤジになっていないかの確認のために、一読されてみてはいかがでしょうか。

拝金 青春経済小説

拝金 青春経済小説拝金 青春経済小説

著者の堀江貴文さんの自伝的な物語を小説としてまとめた本です。

登場人物や企業は、実在のモノを想起しやすい仮名になっており、あの「ライブドア事件」に至るまでの経緯を読んでいるような気分になりました。本作はあくまでもフィクションですが、フィクションとノンフィクションの境界線上にある作品、といった印象です。

文体も難しくなく気軽に読めるので、ライブドア事件を知る人は当時を思い出しながら読んでみると面白いと思います。