AirPlayが途切れる。
MacBook Airの画面を、AppleTV経由で外部ディスプレイに表示させていると、頻繁に画面がフリーズしてして困っていました。
無線で外部のディスプレイやモニターと接続できるAirPlayは便利ですが、通信環境に左右されてしまうのが難点です。
これまで数年間だましだまし使ってきましたが、さすがに許容範囲を超えているだろう、ということで、Macと外部ディスプレイの接続を有線化してみることにしました。
有線化したら画質も表示速度も良くなった
考えてみれば当たり前のことですが、有線化したら画面の接続が途切れないのは当然として、画質も表示速度もよくなりました。
特に画質は目をみはるほど向上しました。画質の向上は期待していなかっただけにこれは嬉しい誤算です。本当にキレイ。AirPlayでは、通信速度を確保するために、画質をかなり劣化させていたのでしょう。
デスク上がシンプルになった
無線より有線のほうがシンプル、というのも面白い話なのですが。
AppleTVは、本体もそこそこの大きさの上、電源と画面接続のためのケーブルが本体から2本伸びることになります。これが視覚的に結構な煩雑さを生んでいました。
有線化したことで、邪魔くさいAppleTVの筐体は排除され、ケーブルは外部ディスプレイとMacを接続する一本のみ。極めてシンプル。
なんとなく無線のほうがシンプルな方法だと盲目的に考えていましたが、いま思えば単なる思考停止だったなぁ、と思います。
Anker USB-C & HDMI 変換アダプター
今回、Macと外部ディスプレイの有線接続のためにAnkerのUSB-C & HDMI 変換アダプタを買いました。類似製品はいくつかありましたが、決め手はシンプルな単機能で値段が安かったから。
MacのUSB-Cポートを拡張するアダプタは、大抵の製品が使わない機能てんこ盛りで視覚的に見苦しく値段が高いのが難点です。
このAnkerの変換アダプタはまったく逆の製品で、USB-CとHDMIの変換のみに特化して値段が安く、見た目もシンプルで気にならないのが良いところです。
後から知ったのですが、一年半という長い保証期間や、4K / 60Hzでの転送にも対応しているので、将来ディスプレイを4K対応のものに買い替えても使えるのも嬉しいところ。機能てんこ盛りマルチハブのHDMI出力ではこうはいきません。
Macと外部ディスプレイのAirPlayが不安定でお悩みの方は、ぜひ有線接続をお試しになってみてください。接続の安定はもちろん、画質や速度が向上して、QOLが上がること間違いなしです。