Macの外部ディスプレイをEIZOの「FlexScan EV2450」に買い換えてみたら、姿勢が良くなったおかげで長時間の作業でも疲れにくくなりました!
シンプルなダンボール梱包で商品が到着。
同梱物一覧。
同梱されているケーブル類はかなり充実しています。
HDMIケーブルなどは付属してくるので、ディスプレイと一緒に購入する必要はありません。
本体は艶消しブラックが高級感を感じさせてくれます。
余計な装飾が一切なく無骨さを感じなくもないですが、それがプロユース的な雰囲気で個人的には好きです。
本体色は他に白とシルバーもあったのですが、黒以外の本体色だと、せっかくの細いベゼルのフチに本体色が入るのが気になるというレビューを見かけたので黒にしました。
もちろん生来の黒好きの血が騒いだ結果でもありますが。
本機はディスプレイの高さを調整できます。
これは一番下に設定した状態。
一番上に設定した状態。高さ設定のレンジはかなり広いですね。
少し伝わりにくいのですが、このディスプレイは台座のところが回転して角度をクルクル変更させることができます。
こんな感じで軽い力で簡単に調整できます。
これは力づくで回転させているわけではなく、台座がクルっと回って角度調整しています。画像だと伝わりにくいとは思いますが。
本体の傾斜も大きくつけることが可能です。これは後方への傾斜。
前方にはこのくらいです。
そして縦方向にディスプレイを回転させることもできます。
これまで使っていたASUSのMX239Hとの比較。
左がASUSのMX239Hで、右側がEIZO FlexScan EV2450です。
EIZO FlexScan EV2450が黒が潰れているようにみえますが、これは初期出荷状態が省エネモードになっているからです。
両機ともスペックはほぼ同じなので、ディスプレイを換えたというワリに違いをほとんど感じません。
画質面での違いはさほどありませんでしたが、最大の違いはこのベゼルの薄さ。
ASUSのMX239Hを使い始めた頃も十分薄いと感じましたが、今回購入したEIZO FlexScan EV2450はさらに細いです。
本体色を黒にしたのはやはり正解だったのかな、と。
Macの本体ディスプレイも合わせてトリプルディスプレイ環境の完成!
実は今回、ディスプレイを買い換えた理由は、このディスプレイ位置にあります。
これまでは画像のようにMacにASUS MX239Hを接続して使用していました。
デザインや画質的には何も問題なかったのですが、ASUS MX239Hはディスプレイの高さが固定で、調節することができなかったのです。
そのため、長時間使用していると首が痛くなり、姿勢もどんどん前屈みになってしまうなどの問題が発生していました。
一日に何時間もディスプレイの前で作業する人間としては由々しき事態です。
EIZO FlexScan EV2450に換えたら視点角度が変わり姿勢が良くなって驚くほど楽になりました。
これまで画質やデザインを基準にディスプレイを選んできた自分を呪いたくなるほど、視点というのは大事だったのだと思い知らされました。
EIZO FlexScan EV2450をしばらく使ってみた今となっては、今後は多少の画質を犠牲にしてでも画面高、画面角の調整ができるディスプレイを選ぶべきだと声を大にしていいたい。
本体の画質は綺麗です。特にsRGBモードだとかなり鮮明で綺麗になります。
長時間使用に向いた「paperモード」という画質を紙の質感に近くして疲れにくい表現モードなどもあります。
他に省エネモードなども搭載されています。
縦画面で使うとこんな感じです。
長いコードを書くことの多いプログラマーなどは、本機を縦画面で使用すると捗ります。
縦画面で使用しても、15インチMacBookProと同じぐらいの横幅はあります。
本機にはUSBハブ機能もあります。が、1つの入力で2つの出力に分配するだけなので恩恵は少ないかな、と。
入力はDVI-D、DisplayPort、HDMI、D-sub、と一通り揃っています。
願わくばHDMIが二つだと何かと使い勝手が良かったんですけどね。
そしてわかりにくいのですが、本体の主電源はココにあります。
本体の前面にもタッチ式の電源があるので勘違いしやすいですが、電源ケーブルの差込口の脇にあるこの主電源を入れなければ本体は使えません。
それが最初はわからずに手こずってしまいました。こんなカタチで主電源のついているディスプレイを購入したのは初めてです。
EIZO(旧ナナオ)のディスプレイは初めて購入しましたが、画質も良好で調整系も多く、多くのプロがEIZOのディスプレイを愛用しているのも頷ける素晴らしいディスプレイでした。
同スペック帯ではEIZOのディスプレイは頭ひとつ飛び抜けた価格ではありますが、性能も頭ひとつ飛び抜けているという印象です。
ディスプレイの買い替えをご検討の方は、ぜひ本機も候補に入れて検討されることをオススメします。