これまでのMH4〜MH4Gのオンライン部屋の経験でわかったキックされる理由(歓迎されない理由)についてまとめてみました。
MH4Gから加わったプレイヤーをオンライン部屋から強制退出させることのできる「キック機能(メンバーから外す)」でキックされてる人をよく見かけます。
そこで今日は主に高HRの部屋主のギルクエに参加する場合に注意したいポイントについてまとめてみます。
なぜかキックされてしまうと感じている人はチェックしてみてください。
1.低すぎるハンターランク
これが一番多いキックされる理由ではないでしょうか。
かつて私もHR999だったデータをやめ、HR1からやり直したわけでですがHRが低過ぎるとギルクエではまず歓迎されません(参考記事)。
参考記事の頃はまだMH4GではなくMH4でキック機能が無かったのですが、部屋からの退出をうながす辛辣な罵声を幾度となく浴びせられました。
ただ、これは部屋主の立場として他のパーティメンバーへの配慮上、やむを得ない場合もあります。
個人的には装備やスキル的に十分であればHRが低くても私のように「二周目かな?」と思うのですが、他のパーティメンバーも同じように感じるとは限らずHRの低さに不安を感じる方もいらっしゃいます。
最悪の場合は低いHRの方を入れた途端に他の方が部屋から退出してしまう場合もあります。
そういったことを考えると高LvギルクエではHRの低い方をキックせざるを得ないのが現実です。
この問題の解決策としてはHRを上げるしかないわけですが、できるだけ同じくらいのHRの方と一緒にプレイするか、キックされる覚悟で突撃してみるなどでしょうか。
人があまり来ない時間帯(深夜、早朝など)などで長いこと人待ちしている場合であれば歓迎してくれることもあります。
2.武器・装備の強化不足
武器の極限強化がされていなかったり、防具の強化が十分でない場合などです。
強化用に天鎧玉や極竜玉が欲しくてギルクエに来ているのに、そのギルクエでキックされてしまうという悲しいお話です。
高Lvのギルクエだと強化した防具でギリギリモンスターの攻撃を一撃耐えられるぐらいですので、装備の強化が十分でなければ不安を感じてキックされてしまうのは仕方ないです。
対策としては、Lv140でなくても天鎧玉は出ますので(Lv110ぐらいから?)まずは中Lvギルクエで天鎧玉を集めて強化しましょう。
神経質な部屋主の中には武器の極限強化が無いとキックする人もいますので生産武器の場合は極限強化しておきましょう。
3.生産武器より弱い発掘武器
例えば「角王剣アーティラート」という生産武器の大剣があります。
これは無属性で極限強化で攻撃力が1632の武器なのですが、これを超える発掘武器はなかなか手に入るものではありません。
この時点で「え、なんで?」と思った方は「物理攻撃力」と「属性攻撃力」の違いについて理解していないことが多いです。
例えば同じ生産武器の大剣の「狼牙大剣【辺獄】」は物理攻撃力が1296で属性値が龍で550あります。
これを「1296 + 550 = 1846」で角王剣アーティラートの攻撃力の1632を超えてるじゃん!と思ったらあなたは勘違いをしています。
これを詳細に書くとそれだけでまともな記事が一本できるので今回は避けますが、属性値での期待ダメージよりも物理攻撃力のほうが有効な場合が多いのです。
他にもボウガンでいえば一発生産品である「ディスティアーレ」を超えるヘヴィボウガンは最高値の発掘武器を当てないかぎりありえないのですが、HR999の人ですらわかってかわからずかディスティアーレより劣る発掘武器を持ってくる人がいます。
本作(MH4G)では生産武器のほうがRARE10の発掘武器よりも強いことがほとんどですので、持っていく発掘武器が本当に生産武器より強いか確認してみましょう。
4.極限状態のモンスターなのに抗竜石の「心撃」が無い
最近は高Lvギルクエで見かけることが無くなりましたが、MH4G発売当初は一番多いキックされる理由だったと思いますし念の為に書いておきます。
高Lvギルクエになるとモンスターが「極限状態」という強化状態で登場します。
この「極限状態」のモンスターに普通に攻撃すると武器の斬れ味が落ちたときのように弾かれてしまうのです。
抗竜石の「心撃」を使うと極限状態のモンスターにも弾かれずに攻撃できるようになるのですが、この抗竜石は集会所でなく村クエを進めないと手に入れることができません。
抗竜石を持っているかどうかは簡単に他のパーティメンバーからわかるので、Lv136以上のギルクエで極限状態のあるモンスターの場合は必ず抗竜石を持っていきましょう。
5.弱点属性の不一致
モンスターの弱点属性にまったく関係の無い武器を持ってきた場合です。
弱点属性に一致していない武器を持っていくと当該モンスターの知識が無いと判断され、必然的にその立ち回りも不安視されるので蹴られてしまうわけです。
これはネットで調べればモンスターの弱点属性はすぐにわかるので属性武器を使う場合は弱点に一致した武器を使うようにしましょう。
ただし、例外的に「物理攻撃力が生産武器の限界値を超えている場合」などに関しては属性については許容される場合もあります。
6.不適切なスキル
古龍に「罠師」、震動や風圧の無いモンスターに「耐震」や「風圧」、咆哮【大】のモンスターに「耳栓」どまりなどといった死にスキルをつけている場合です。
これもやはりモンスターのことをよくわかっていないと判断され、立ち回りが不安視されて蹴られてしまうパターンです。
後は「パーティに貢献しないスキル」を付けている場合も蹴られます。
代表的なところでは、そんなスキルを付けるなら火力スキルをつけてこい!の「激運」、それはアナタ以外は狙われやすくなるということですよね?の「隠密」、なぜあなたは死ぬことを前提としているの?の「不屈」スキル、などの一部スキルは忌み嫌われています。
部屋主によって許容スキルにバラつきがあるので一概にはいえませんが、要は火力を上げて討伐時間を短縮したり、他のパーティメンバーのサポートになるなど、「パーティに貢献するスキル」を付けるようにしていれば問題ないということです。
本当に神経質な人だと「回避性能3+回避距離」などの回避系のスキルでもアウトな場合もあります。
私はMH4の頃に、本作では弱体化されてしまったほどの超優秀装備であった「ナルガ胴系統倍加装備」で部屋に入ったら、いかにその装備がパーティに貢献しないかを延々とお説教されたことがありました(笑)。
レアケースではあると思いますが、そう感じる方もいらっしゃるということは覚えておきましょう。
7.クエストの最中の不適切な行動
クエストが始まってもひとりだけ採取・採掘をしている人や、他のパーティメンバーに迷惑をかけるようなチャットをする場合です。
さすがにMH4Gでは迷惑行為=即キックが定着したおかげでMH4の頃よりははるかに被害が減りましたが、クエスト中はキックできないので未だにたまに見かけますね。
死んでしまった仲間やミスした仲間に辛辣なチャットをあびせる人は即キックされますし蹴られて当然でしょう。
チャットもメンバーに迷惑をかけるチャットをしなければ良いというわけではなく、粉塵で回復してもらった場合の「ありがとう」、死んでしまった場合の「ごめんなさい」、クエスト終了の「おつかれさまでした」ぐらいは最低限の礼儀としてチャットしないと神経質な部屋主にはキックされてしまうかもしれません。
できるだけギルクエでは「他の人のためにならないこと」をしないようにしていれば通常は問題ないはずです。
8.部屋主の知識不足
モンハンのゲームシステムに対する理解度の齟齬から発生する理由です。
この問題が面白いのは、高HRの方が低HRの部屋主の部屋に入った時に、部屋主がなぜその装備なのかスキル構成なのかを理解できていない場合などにキックされてしまうことがあることです。
例としては前述の「武器の物理攻撃力と属性値」について勘違いしている人は無属性のアーティラートが弱くみえてしまう場合や、サポート目的のライトボウガンを単純に攻撃力で判定してしまう場合などがあげられると思います。
MH4の頃であればキック機能が無かったので部屋主に教えてあげることもできましたが、本作からは部屋主が理解できなければ一方的にキックされてしまうので、わからない人はずっとわからないままという悲しい構図になってしまいました。
逆にたまに私がパーティメンバーで、そういった部屋主を見かけると「この人わかってないな」と思って退出します(笑)。
キックする場合は自分の理解度を試されていると思って慎重にキックしないと、他のメンバーが退出するきっかけになってしまいます。
ただ、HRにバラつきがあると理解度にもバラつきがあることが多いと思いますので難しいところですね。
9.部屋主の趣向に合わない
ガンナー部屋に剣士で入ってしまった、ハメ部屋にガチ装備でいった、など部屋の趣向と違ってしまった場合や、部屋主が「睡眠爆破は面倒くさい」、「弓は拡散剛射じゃないとあり得ない」、「◯◯なのに◯◯スキルが無いなんてあり得ない」といった感じで部屋主の考えに合わない場合です。
部屋主の我儘のようにも思えますが、それもまた部屋を立てる人の特権であるともいえるので難しいところです。
MH4Gに部屋コメントのような機能があれば事前に防げる問題なのですが、生憎とMH4Gにはそういった機能がないので運が悪かったと思って諦めるしかありません。
これまでの2000時間に及ぶMH4〜MH4Gの経験からできるだけ神経質に書いたので、実際にはこれらすべてを完璧にというわけではありませんが、なるべく意識しておくと良いと思います。
キック機能は、する人もされる人も被害者であり、気分の良いものではないので、この記事がそういったケースをひとつでも減らせれば幸いです。