2012年の6月より禁煙して丸3年が経過しました。3年間を振り返って私がどうしてタバコをやめられたかについて考察してみたいと思います。
もうやめて3年にもなると「禁煙」していたという意識すらまったくなくなってしまうので気が付かなかったのですが、先日呑み会で話題に出て「そういえば」と思い出したので書いてみたいと思います。
はじめに
私は3年前に禁煙するまでタバコ歴は20年ぐらいで1日に1.5箱〜2箱は吸う筋金入りのヘビースモーカーでした。
もう時効だと思うので言いますが、タバコは中学3年生ぐらいの頃からずっと吸ってました。
その間、一度も「禁煙」に取り組んだことはありませんでした。
このブログの商品紹介画像でたまに部屋の壁が写ると真っ黄色なのはそのせいです(苦笑)。
タバコを吸うことが悪いとも思いませんでしたし、誰かの迷惑になっているとも思わなかったので禁煙しようと思うことすらなかったんですね。
つまり私は生涯初の禁煙でタバコと永久にお別れして3年経過したわけで、確かに今でもやめられない人にしてみるとその理由に興味があるのは当然なのかもしれません。
なぜ禁煙することになったか
当時、私がコンサルティングさせていただいていたあるスポーツ系企業さんがあったのですが、その企業さんのイベントを企画プロデュースすることになったのです。
内容は半年間に数回のランニングイベントを行うものだったのですが、そのイベントの集客や周知のために「不健康な人間がマトモになっていくところをブログに書きましょう!」と提案したのです。
そして太陽の光も浴びずに運動もロクにしないタバコばっかり吸っている男がココにいた、と(笑)。
その場でタバコをやめて早3年というわけです。なにも難しいことは一切ありませんでした。
何が良かったのか
ひと言でいえば「禁煙以外の目標」でしょうね。
こう考えてみてください、今でもアナタがタバコを吸っているとして明日から「禁煙しよう」と思ってもやめられないでしょうけれど、明日から刑務所に収監されることになったらどうでしょう?まちがいなく「禁煙」できますよね(笑)。
これは極端な例ですが、多分、変にタバコの代替物を模索したり禁煙外来だ〜なんとかだ〜と言っているうちはやめられません。むしろタバコと一生付き合う方法を考えたほうが人生はハッピーです。
つまり「禁煙」しようと思っても絶対に無理ですが、他の目標達成や義務に「禁煙」が含まれてしまう場合はいとも簡単にタバコをやめられてしまうということなんだと思います。
私の場合は「自身のプロデュースするイベントを成功させたい!」という目標の中にたまたま禁煙が含まれていたんですね。
そっちがメインだったので特に意識的に禁煙に取り組んだわけではなかったのが功を奏し、20年毎日のように吸っていたタバコをあっさりやめることができたのでしょう。
本当にそのイベントを成功させたくて、今だからいえるのですが実はイベントのブログをはじめる前にあえて毎日食べまくって体重を増やしてからブログで日々体重が減っていく様子を伝えるという姑息な手段を取るほどでした。
それくらい達成したい目標の前では「喫煙」という行為の重要度は必然的に下がるのは至極当然のことなんですね。
他にやりたいことを探すか、喫煙がやりたいことなのだと納得する
体に悪いから、お金が続かないから、そういった「デメリットを避けるための理由」では禁煙はきっとできません。
かと言って私は、長生きしたいから、毎日財布に400円づつ(今は値上がりしてますよね?)入ってくるのが嬉しいから、そういった「メリットを享受するための理由」に変換したところでもあまり意味はないと思います。そういう小手先の考え方変換では自分自身を誤魔化しきるのは難しいのです。
そういったミクロな視野ではなく、先の例で紹介したようにもっとマクロな視野にたった大きな目標などをたてることです。
今日び大きな目標を立てればそれがどんな目標でも「喫煙」がプラスに働くことはまずないので、その大きな目標を目指す一貫として自然にやめられます。
もし大きな目標と喫煙がバッティングしないのであれば、そもそもなぜアナタはタバコをそうまでしてやめる必要があるのか、そこから考えなおしたほうが良いのではないでしょうか。
別にお金があって人の迷惑にならなければタバコをやめる必要はないと今でも私は思っています。
あくまで私の場合なのでどこまで参考になったかわかりませんが禁煙したいと思っている人の参考になれば幸いです。
最後になりますが、本記事で使っているタバコの画像はすべて私が10年くらい前に遊んで撮影していたものです。
その中でも一番酷いのがこの上の画像で右下に注目していただいたいのですが、このタバコ文字を作っている最中に灰皿をひっくり返してしまうという文字通りのアホな行為をしてしまっているんですね(苦笑)。
タバコをやめるとこういう失敗もなくなりますよ(笑)、アホも治ったと思いたいw