黒い漆塗りの外観が特徴的で、天守閣が国宝に指定されている松本城へ行ってきました!
松本城を訪れた日はうだるような暑さの夏日。日陰にいないと干からびるレベルの日差しでした。
松本城とはどのような城なのかというと、
松本城(まつもとじょう)は、長野県松本市にある日本の城である。安土桃山時代末期-江戸時代初期に建造された天守は国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されている。松本城と呼ばれる以前は深志城(ふかしじょう)といった。市民からは別名烏城(からすじょう)とも呼ばれている。しかし文献上には烏城という表記は一切ない。
松本城 – Wikipedia
現存する日本の12天守閣に数えられるお城で、天守が国宝に指定されている城なのだそうです。
外観の黒い部分は「漆」で塗られた部分なのだとか。
城の白い部分と漆塗りの黒い部分のコントラストが美しくシックな印象のお城です。
あの最上階を目指して登っていきます。
下から見上げると圧迫感というか迫力があります。
画像右下は城内への入り口で、靴はここで脱いで持ちながら城内を見学します。
城の内部は、順路がそのまま戦国時代の資料館になっています。
戦国時代の甲冑と種子島でしょうか。
有名な長篠の戦いの屏風絵。
こちらは戦へ向かう行軍の様子でしょうか。
城の内部は大勢の観光客で混雑しており、順路が渋滞していました。
大河ドラマの真田丸がらみで、長野を訪れる人が多かったせいなのか人はかなり多かったです。
堀にかかった朱色の橋が綺麗。
最上階までは3~40分ぐらいかかりました。
そうこうしているうちに最上階へ到着。
松本市内が一望できる眺めです。
天気が良かったこともあり、遠くの山々まで見渡すことができました。
シャチホコ。怒ってらっしゃるのでしょうか。
うーむ。
最上階の天井に何やらあると思って近づいてみると、
神様が祀られていました。
松本城の最上階天井に祀られている神様は、二十六夜神という松本城を守護する神様なのだそうです。
写真を撮らなかったのですが、松本城内の階段はかなり急勾配の箇所がいくつかあるので、小さなお子さんやお年寄りの観光には難易度の高いお城といわざるを得ません。女性もスカートは厳禁です。
松本城内は、人がいなければ風が通って気持ち良いのかもしれませんが、この日は狭い城の内部に大勢の人間の熱気でサウナ状態になっており、不快指数はかなり高かったです。真夏日は避けたほうが気持ちよく観光できると思います。
最上階に到達した時は山登りに似た達成感を感じました。景色が良くて素晴らしい眺めで気持ち良かったです。そしてまたあの急勾配の階段を、今度は降らなければならないという事実にゲンナリすること間違いなし。
いかに戦国時代のお城が「攻めにくく守りやすいか」を念頭に作られたかを身をもって知ることができるお城でした。