海の青と、連なる棚田の緑が織りなすコントラスト。
奥能登の景勝地「白米千枚田」に行ってきました。
白米千枚田 石川県輪島市
白米千枚田は輪島塗りで知られる石川県輪島市の景勝地。
幾何学模様を描き海へと続く棚田風景が美しく、日本の「棚田百選」にも選ばれている有名な観光地です。
白米千枚田は「しろよねせんまいだ」と読みます。
「はくまいせんまいだ」ではないんですね。
白米千枚田の隣には、「千枚田ポケットパーク」という道の駅があります。駐車場はもちろん、トイレ、土産店、飲食店などが充実した施設です。
道の駅の駐車場からは、白米千枚田を一望することができます。駐車場から徒歩0分でこの眺め。最も見晴らしの良い場所に道の駅を作られたようです。
海がキレイ。
この日はあいにくの曇り空でしたが、海の水は透明度が高く、水底がよく見えました。
道の駅から棚田へは遊歩道が整備されており、棚田をぐるりと一周することができます。
が、結構な距離と高低差があり、大変そうだったので散策を断念。面倒くさがりで申し訳ない。
人と比べるとよくわかりますが、白米千枚田の棚田一枚あたりのサイズは小さいです。この小さな田んぼが1,004枚ほど連なり棚田を形成しています。
棚田といえば新潟県十日町市の「星峠の棚田」を連想する私には、余計に小さく見えました。
道の駅に誇らしげに掲げられていた看板。
輪島市は天然ふぐの漁獲量が日本一とのこと。ふぐといえば山口県の下関を連想していた私には驚きの事実です。
というわけで、道の駅で売っていた「ふぐの唐揚げ」とアイスををいただくことに。
唐揚げとアイスを一緒に食べると味がわからなくなるということを学びました。
有名人のサイン色紙がところ狭しと飾られた道の駅のイートインスペース。
滝川クリステルさんとの結婚や、先日の内閣改造で環境大臣に任命されたことで話題の小泉進次郎衆議院議員を発見。
気になって調べてみたら、白米千枚田には「白米千枚田オーナー制度」という棚田を借りて耕作を体験できる制度があり、小泉進次郎さんはお父さんの小泉純一郎元首相と共に、棚田の特別名誉会員であることがわかりました。ちなみに安倍首相の奥さんである安倍昭恵さんも特別名誉会員です。
白米千枚田はゴールデンウィーク付近の夕暮れ時に訪れると、田んぼの水に日本海へと沈む夕日が映り込む「水鏡」という絶景を見ることができます。
また、稲のなくなる10月以降は「あぜのきらめき」というLEDライトが棚田を彩るイルミネーションイベントが春まで開催されます。使われるLEDの数は2万5000個にも及ぶというから、かなり壮大なイベントであることがうかがえます。
白米千枚田は無料で見ることができ、環境が整備されているので誰でも訪れやすい観光地です。
能登半島を旅される際は、白米千枚田に足を運んでみてはいかがでしょうか。
白米千枚田 ― 輪島市公式 ―
白米千枚田(Googleマップ)
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