能登半島をめぐる旅もいよいよ中盤。
ついに能登半島の最先端「珠洲岬」までやってきました。
聖域の岬(珠洲岬) 日本三大パワースポット
「聖域の岬」こと珠洲岬は、石川県の能登半島の最先端に位置する絶景を望む景勝地です。
珠洲岬は海流や気流が交差する特殊な場所とされ、富士山、長野県の分杭峠、にならぶ「日本三大パワースポット」のひとつに「聖域の岬」として数えられています。
ここで汲まれた水は百年経っても腐らないという話もあるそうですから、現代科学では捉えられない力が働いているのかもしれません。
珠洲岬はかつては人が足を踏み入れるのが困難な場所でした。
近年は開発が進み、現在は観光地として整備され誰でも気軽に立ち寄れる場所になっています。
観光施設は、日本海の大海原を一望する「空中展望台スカイバード」や、「青の洞窟」とよばれる神秘的な洞窟などがあり、たくさんの観光客が訪れる能登半島の人気観光スポットです。
空中展望台スカイバード
珠洲岬を訪れると真っ先に目に飛び込んでくる、大きな「火の見櫓」のような建物。それが「空中展望台スカイバード」です。
空中展望台スカイバードからは、珠洲岬の入り江にある黒瓦が印象的な純和風温泉旅館「ランプの宿」を眼下におさめつつ、日本海の大海原が望めます。
櫓の前には陸地から突き出た見晴台があります。
人が歩くたびに足下がグラグラと揺れるので、高所恐怖症の方は注意が必要です。
空中展望台で絶景を堪能した後は、珠洲岬の散策へ。
施設内は散策用の通路が整備されているので、順路にしたがって岬をめぐっていきます。
この日は小雨のパラつくあいにくの天候でしたが、海の水は透き通っていてエメラルドグリーンの水底が綺麗に見えました。
青の洞窟
傾斜の厳しい坂道を下っていった先に、青の洞窟につながるトンネルの入り口があります。
かなりの急坂ですので、お子さんやお年寄りは歩くのが大変かもしれません。
アーチ状のトンネルを抜けると、あたり一帯が青色の照明で照らされた広い空間にでます。ここが青の洞窟です。
洞窟内は彫刻や置物などがあり、青色の照明の光と相まって神秘的な雰囲気です。
青の洞窟内は入り江になっており、海面がそのまま洞窟内に繋がっています。
こんな写真を撮ってみたり。
洞窟内の波打ち際は、白い石で埋め尽くされています。
この石は持ち帰りが許可されています。
パワースポットの水にさらされ続けた石 = パワーストーンの効果を期待してたくさん持ち帰ってきました。
聖域の岬をぐるりと一周してきました。
所要時間は1時間くらい。青の洞窟に向かう急坂は上り下りが大変ですが、通路はしっかり整備されており、靴を選ぶような場所はありません。
能登半島をめぐる旅も折り返し地点。
次回は石川県輪島市にある棚田「白米千枚田」について書いてみたいと思います。