燕市の大河津分水で『つばめ桜まつり分水おいらん道中』を見てきました。
つばめ桜まつり分水おいらん道中
『つばめ桜まつり分水おいらん道中』は、新潟県燕市の桜の名所『大河津分水の桜並木』で開催されるイベントです。
県内外からの応募者から選ばれた3名の花魁と、60名の付き人からなる行列が、桜並木を練り歩きます。
花魁道中の会場となる大河津分水は、菜の花の絨毯の上に桜が咲き乱れる景勝地。
この日はあいにくの曇り空でしたが、菜の花の黄色い花はとても綺麗でした。
桜は最盛期をすぎて緑色が顔をのぞかせていました。最盛期は美しい桜並木が広がっていたと思うと少し残念です。来年に期待。
少し早めに着いたと思っていましたが、桜並木はすでにたくさんの観覧客で埋め尽くされていました。
花魁道中を間近に見られる道路脇の縁石は人気スポットらしく、開始30分前には隙間なく人が並んでいました。
彼らは燕市のご当地ヒーロー『方言戦隊メテオレンジャー』。
花魁道中を待つ観覧客にお守りを配っていました。
定刻より少し遅れて花魁道中が始まりました。
信濃太夫。
桜太夫。
分水太夫。
艶やかな着物に身を包んだ花魁たちはとても綺麗でした。
約60名にもおよぶ花魁道中も、自分の目の前を通過するのは一瞬です。遠くにいるときは遅く、近くにいると早い。不思議。
まだ見たりぬと、土手の上に駆け上がってみればこの大混雑。みんな考えることは一緒です。
花魁道中を見た後は屋台で腹ごしらえすることに。
その場で焼いて手渡してくれる『もち豚串』を注文。かなり大きい上に脂ギッシュな、屋台料理らしいジャンクフードでした。
『つばめ桜まつり分水おいらん道中』は、花魁をはじめとする道中を構成するすべての役者が希望者の応募から選ばれているそうです。
↑こちらのページには募集要項が掲載されています。燕市や新潟県在住でなくても応募はできるそうです。
興味のある人は、応募して参加してみてはいかがでしょうか。きっと一生の思い出になりますね。