二年参りに行ってきました。今年はワケあって長岡市内の高龍神社と蒼柴神社の二つの神社をハシゴすることとなりました。
高龍神社(蓬平温泉)
高龍神社は長岡の奥座敷 蓬平温泉にある小さな神社。商売繁盛の神様が祀られており、とてもご利益があるそうで日本全国から参拝者が訪れています。
これまでも公私ともに何度か参拝に訪れたことがありましたが、大晦日に二年参りとして来たのは今回が初めてです。
神社までの道のりは厳しく冬は簡単には辿り着けません。その困難さと小さな社が秘境のような雰囲気を醸し出しており、知る人ぞ知る感がある神社です。
高龍神社のある蓬平地区は長岡市のなかでも豪雪地帯。例年だと道路は踏み固められた圧雪で覆われ日中でも滑ります。日中でもそんな状態ですので二年参りの時間帯はとても危険です。
今年は雪が例年より少なく、大晦日の天候が雪ではなく雨だったため高龍神社までスムーズに行くことができました。それでも道路の中ほどには圧雪の名残が少しありましたが。豪雪地帯おそるべし。
拝殿の中では神事が執り行われていました。参拝者は狭い拝殿中で身を寄せ合って年越しの瞬間を待ちます。
宮司さんの「皆様おめでとうございます」というご挨拶で年を越したことが伝えられました。
高龍神社の狭い敷地内はたくさんの参拝客で大賑わい。おみくじや御札を販売する社務所の前は、傘をさした参拝客たちが行列を作っていました。
今年の運勢は吉。
高龍神社のおみくじは難解な文体で書かれています。強引にまとめると「ちょっと上向いてくるみたいよ」ということらしいです。
高龍神社といえば急勾配の階段。
例年だと年始時期は凍って危険なので昇り降りできる状態ではありませんが、今年は雪がなかったので階段を使うことができました。でも降りはかなり怖かった。
階段脇に設置されたエレベーターを使うのが正解ですね。
蒼柴神社(悠久山)
次に向かったのは長岡市内の桜の名所「悠久山」にある蒼柴神社。
高龍神社ではお焚きあげをしていなかったので、蒼柴神社で古くなった御札などのお焚きあげをしてきました。
蒼柴神社は広い駐車場があり参拝客の誘導が行われるほど大きな神社。長岡市内や隣町の見附市からアクセスがよいので初詣に人気の神社です。
到着したのは午前1時をすぎていましたが、境内は参拝客でまだ賑わっていました。
手前のカップルは仲がよろしいですね。カップルに幸あれ。
念願のお焚きあげポイント。これが主目的。
年が開けて二度目のおみくじ。
運勢はまたしても吉。今年はどうしても吉のようです。
蒼柴神社には出店が出ていてちょっとしたお祭り気分です。同じ神社でも高龍神社とは毛色がかなり違います。
今年は高龍神社で商売繁盛を祈願し、さらに蒼柴神社でプライベートの充実を祈願したので最高の一年となることでしょう。
皆様にとっても良い一年でありますよう、お祈り申し上げます。