新潟市の万代島美術館で開催されていた「チームラボ★踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」へ行ってきました。
この展覧会を開催するteamLab(チームラボ)は、日本のデジタルアートの第一人者。
いつかチームラボの作品を見てみたいと思っていましたが、新潟でその願いが叶うとは思いませんでした。
展示物の撮影がOKでしたので一部を紹介してみたいと思います。
写真だと伝わりにくいのですが、色鮮やかな花がゆったりと流れていく様がとても綺麗でした。
動物たちがユラユラと動く動物園のような展示。
絵画が動いているような幻想的な展示でした。
上から落ちてくる漢字に触れると、その漢字の意味に応じた効果が投影されるインタラクティブな展示。
これは「雨」だったかな。
これはたぶん「蝶」だったと思います。
「雪」かな。
写真で見ると効果が伝わりにくいのですが、現地で体験すると迫力のある展示でした。写真だと音が伝わらないのが残念ですね。
果物と花のすべり台。
人が滑ると果物が四方に飛んだり花火のように弾けたりして綺麗で面白い展示でした。
自分の描いた塗り絵がキャラクターとして投影される展示。
塗り絵はあらかじめ決められたイラストから選びます。
新潟県民にお馴染みの清水フードの塗り絵もありました。ご当地ネタですね。
アクションが派手でわかりやすいUFOの塗り絵を選んでみました。
完成。某企業のロゴマークを描いてみました。仕事熱心。
完成した塗り絵をスキャンします。
どうでもよいことですが、スキャンに使われていたのは富士通のScanSnap SV600でした。
スキャンしてすぐ壁に自分の描いたUFOが投影されました。
とても好意的な宇宙人が乗っていると思われるUFOです。となりのUFOたちと編隊飛行してますね。
文字はもちろん塗り絵の粗もわかるほど精細に投影されます。プロジェクターの解像度がすごい。
一定時間ごとにドラゴンが登場して、自分の描いたイラストに触れるとビームでドラゴンを倒す演出も楽しめます。
書いたものが単に投影されるだけではなく、そのキャラを使ってゲーム的に遊べるようになっているので子どもに大人気でした。
乗り物の塗り絵が投影されている反対側の壁では、大きなクジラがユラユラと泳いでいました。
ふと天井に目を向けると、多数のプロジェクターが配置されていました。
多くのプロジェクターやセンサーを上手く配置することで展示物を作っているのですね。
最後の展示は上映時間が決まっているので時間待ちをしなければなりません。
写真がないのですが、高速で動くデジタル映像が天井、壁、床の360度に投影される展示で浮遊感を味わえます。少し待ってでもこの映像は見る価値ありです。
平日だったこともあり人が少なくゆったりと展示を見て回ることができました。
「技術」というと合理化や効率化のために使われがちですが、「楽しさ」や「美しさ」を演出するために使われるのも素敵なものですね。