コンセント周りの配線がスッキリ解決の電源タップ!インテリアやデザインが気になる人にオススメ!エレコム ECT-0105BK

たかが電源タップ、されど電源タップ、ということなのでしょう。
まさか電源タップひとつ替えただけで、こんなに部屋の雰囲気が変わるとは思ってもいませんでした。

まずはこちらをご覧ください。

コードが複雑に絡み合った電源タップ周りのタコ足配線。
コンセントの配置が悪く、大きめの電源アダプタなどを差し込むと、他の差込口に干渉してしまっています。

醜い。醜悪とはまさにこのこと。
なんとかしたいな、とは思うものの、見た目のためだけに今使っている電源タップを替えるというのももったいない話かな、と思ってしまいズルズルそのままに・・・。

これはいかん!ということで、一念発起してこの問題を解決してくれそうな電源タップを探すこと数時間。
ありました。わたし史上最高の電源タップ。

見てください、このスッキリぶり。

ビフォー。

アフター。

スッキリという言葉がこれほど合う電源タップもないでしょう。

予想外だったのが、電源タップをこれに替えたら部屋の印象まで変わりました。部屋のスッキリ感が増したといいますか。常にデスクの上で人目に付く場所だったからだとは思いますが、嬉しい誤算でした。

見える位置にタコ足配線がある人や、インテリアにこだわりの在る方は、今すぐコレに買い替えるべきだと思います。

エレコム 電源タップ 雷ガード 10個口 ほこりシャッター付 固定&吊下可能な回転パーツ付き 5m ブラック ECT-0105BK

このシンプルでスタイリッシュな電源タップの正体は、パソコン周辺機器で有名なメーカー「エレコム」が販売する電源タップ「ECT-0105BK」。

約2,000円ほどで買える比較的安価な電源タップにも関わらず、この電源タップは「見た目」と「機能性」と「安全性」に優れるスーパーアイテムです。

まず見た目についてですが、この電源タップはとにかくシンプルでスタイリッシュ。どんなインテリアの中においても悪目立ちせずに調和するデザインです。

横一線に配置されたコンセント以外に不要なものは一切ありません。節電のためのON/OFFスイッチや、安っぽく光るLEDの点灯もありません。とにかく見た目がうるさくなくスッキリしています。

本体の質感も良くマットブラックが高級感を感じさせます。とても2,000円くらいの電源タップとは思えません。

この電源タップだと配線まで美しく見えてくるから不思議。
通常、インテリアを気にするとコードを隠そうとするものです。しかし隠れた場所に電源タップを置いてしまうと、コードの抜き差しが面倒くさくなるという悪循環。
どうしても使いやすさを重視しなければならない人に、この電源タップは最低限の見た目と使いやすさを確保する救世主となるでしょう。

機能面もこの電源タップは最高です。
私が惚れ込んだのが、この180℃にスライドさせて出し入れができるフック。

電源周りの醜さの原因のひとつに、「本体の転倒」がありました。転倒までいかなくてもコードによって電源タップ自体が浮き上がってしまう、横倒しになってしまう、というとわかりやすいでしょうか。その問題をこのフックが解決してくれます。

フックを出してスライドさせればこの通り。差込口にコードを差しても左右にバランスを崩して見栄えが悪くなるようなことがありません。スッキリした状態を保ってくれています。このフックを考えた人は天才です。

フックには、ネジ穴があり、ネジも付属してくるので壁や柱に取り付けることもできます。結束バンドやS字フックを使って吊るすようなカタチで固定するのもいいですね。

ずらりと横になれべられた10個の差込口。
10個もいるか?と思いましたが、案の定、私はいりませんでした・・・テレビ裏の配線を一手に引き受ける場合は、これくらいでちょうどいいのかもしれません。

差込口にはシャッターが付いているので、未使用時のホコリの侵入を防ぐことができます。原因は定かではありませんが、記憶に新しい昨年の首里城の火災では、電源周りを出火原因とする説もあるとききます。万が一に備えてこういう仕様は嬉しいですね。
ちなみに本体は耐火性にすぐれた素材が使われており、熱に強い構造が採用されています。

雷サージにも対応しています。雷サージとは、近くに雷が落ちてしまったときに、電流がケーブルをたどって家の中に侵入し、電気機器を破壊してしまう現象のことです。わたしはかつてそれでルータをダメにしてしまったことがあるので、以来、常時使用する電源タップは雷サージ対応製品にしています。

デメリットというか気になったこととしては、差込口が10個もあるという都合上、本体のサイズが長いです(約40cm)。とはいえ、本体サイズがコンパクトなために圧迫感はないのですが、配置する場所によっては長すぎるということもありそうです。

あとこれは環境にもよりますが5mは長すぎたな、と。他に3mのラインナップのものもあったのですが、大は小を兼ねると思ったのが運の尽き。一般家庭で使う場合は3mでも長すぎな気がしなくもないような・・・1mや1.5mのラインナップがないのが不思議。オフィスなどで使うことを想定されているのでしょうか。

人によっては節電のためのON/OFFスイッチがないのが気になるかもしれません。
個人的にはあのスイッチはないほうがいいと思っています。オフにしたためしがないし、待機電力にそこまで神経質になる必要もないかな、と。
なのに通年でオンのままなのに、不要なLEDが点灯し続けることに不快感をおぼえていたので、このデザインには好感がもてます。

ないものついでにいうと、この電源タップには「USBの差込口」がありません。最近の電源タップには付いいるものが多いので、これは人によっては有り無しがわかれるところになりそうです。

コンセントのプラグは角度が調整できます。これが地味に便利なんですよね。


というわけで、私史上最高の電源タップについて書いてみました。
単なる電源タップではなく、部屋のインテリア性を高めるデザインアイテムであり、安全面や機能面もよく考えられた優れた電源タップであることがおわかりいただけたと思います。ひさしぶりに熱くなって一気に書き上げてしまいました。

最後になりますが、この電源タップはAmazonだと価格が乱高下しているようです。最安は2,000円くらいになったとき。今はちょうどそのタイミングでしたが、もし高い金額になっていた場合は、しばらく待てばまた2,000円くらいに戻りそうですので、ほしい方は価格をよく見て購入されてください。