オシャレなメジャー(スケール)を買いました MiLLiSECOND アルミニウムメタルメジャー TAKEDA DESIGN PROJECT

メジャー(スケール)は実用性重視。
サッと取り出し、パッと測れればそれでいい。

まあそうですよね。
メジャー(スケール)を仕事で使う場合は、それも当然です。
そんな気持ちを察してか、各メーカーが販売するメジャー(スケール)はオシャレとは言い難い無骨なデザインが多いものです。

けれど、もし「デザインも良くて実用性もある」、そんなメジャー(スケール)があるとしたならどうでしょう?それを使うたびにちょっといい気分になれる。それを見たお客さんにに「オッ?」と思わせることができる。

そんなメジャー(スケール)を購入したので、ご紹介したいと思います。

紹介をはじめる前に、言葉の定義についてお話しておくと、私はこのアイテムを「メジャー」とよぶべきか「スケール」とよぶべきかで悩んでいます。

私の理解では「メジャー」というのは伸ばして計測する部分の素材がフニャフニャの軟性があるもので、服飾などに使われるもの。胸囲などを測るときに使うものですね。

対して「スケール」は計測部分が硬くて剛性のあるもの。建築や建設でよく使われるもので、片手でも長い距離を計測できるのがメリット、という理解です。

この私の理解からすると、今回のアイテムは「スケール」ということになります。
ですので、商品の紹介には「メジャー」と書かれていましたが、以下は「スケール」と呼ぶことにします。

MiLLiSECOND アルミニウムメタルメジャー TAKEDA DESIGN PROJECT

今回購入したのは、金物の街として有名な新潟県の燕三条の金属加工メーカータケダが販売する「MiLLiSECOND アルミニウムメタルメジャー」。

まず目をひくのがデザインです。
素材は高級感のあるアルミボディ(シルバーもあります)。手に持ってみると適度な重さがあり、安っぽくなくしっかりとした作りであることが伝わってきます。

本体サイズはとても小さいです。手の平にちょこんと乗せられるサイズ。これ以上ちいさいと使いづらくなるだろうな、というギリギリのところを攻めていますね。

ボディには形状の異なる3つの穴が空けられています。
すぐ取り出せるようにネックストラップやベルトに通して使いたい人には嬉しい仕様です。

そして肝心の目盛りが振られた計測部分。
見た目のデザインもさることながら、個人的にはこの部分が使いやすくてとても気に入っています。

先述したように、本商品は「スケール」なので片手でも長さを計測することができます。通常であればそのメリットの反面、人体のような曲面に合わせて計測するのは難しくなります。折れてしまうんですよね。そんな場合は「メジャー」を使うのが適切です。

しかしこのスケールの計測部分はとても細く柔軟性があります。ここが絶妙なところでこのスケールは片手で計測しつつ、曲面にも使うことができるんです。つまり、「メジャー」と「スケール」の両方の特性を併せ持っているということ。見た目のオシャレさで購入しましたが、これは嬉しい誤算でした。

計測部分の長さは2m。通常、2mもあれば屋内であれば事足りますが、野外で使う場合などには足りないかもしれませんね。

計測部分は自動巻きなので、手を放せば計測部分が巻き取られる仕様です。計測部分のロック機能はありません。自分の指で押さえ続けないと巻き取られてしまいます。私の用途的には気になりませんでしたが。

というわけで、最近買ったお気に入りのスケールについて紹介してみました。
このスケールは服飾やインテリアなどの「客前でメジャーやスケールを使う機会のある人」にオススメです。お店のブランドや雰囲気のイメージを壊さずにサッと計測することができます。
反面、建築や建設には向かなさそうです。屋外だと2mという長さは物足りないと感じることが多いでしょう。さらに計測部分が細いので、スケールにありがちな砂やゴミが詰まって巻き取られなくなることも頻繁に発生しそうです。屋内使用に向いているスケールですね。


昨日紹介したハサミに引き続き、2日連続でデザインアイテムを紹介しました。
身の回りのアイテムをデザイン性の高いものに買い換えてきましたが、やっぱり持ち物がちょっと良いものになるとQOLが向上しますね。

次は何を買い換えようかな。

MiLLiSECOND アルミニウムメタルメジャー TAKEDA DESIGN PROJECT