どこか懐かしい昭和の雰囲気が漂う喫茶店の「玉子焼きカレー」を食べてきました!
伽羅舎RoRo(ガラシャロロ)は信濃川沿いの旧長岡市役所となり、幸町にあります。
夜になると「珈琲館」の文字が照らされているので目立つのでご存知の方も多いのではないでしょうか。営業時間は遅く、深夜0時ぐらいまで営業されているようです。
お店の名前「伽羅舎」とはどういう意味なのか調べてみたところ・・・このお店の情報しか出てきませんでした。恐らくこの言葉は造語だということなのでしょう。
ちなみに「伽羅」とは、
1 ジンコウの別名。香木として有名。
2 香料の一種。ジンコウなどの香木の樹心から製する良質の香。
3 「伽羅木 (きゃらぼく) 」の略。
4 よいものをほめていう語。
5 江戸時代、遊里で、金銭のこと。
きゃら【伽羅】の意味 – goo国語辞書
どれがお店の名前の由来なのでしょうね。4番っぽいですが。
写真を撮影していなかったのですが、このお店は内装からメニュー表に至るまで「昭和の喫茶店」の匂いを残していてなんだか懐かしい雰囲気が漂っていました。こういうレトロな雰囲気は好きです。
今回はメニュー表の中で特に気になった「玉子焼きカレー」をお願いしてみました。こちらのカレーにはサラダとスープが付いてきます。
食べてみると「洋食屋さんのカレー」といった味わいで、オムハヤシに近いものを感じました。どこか懐かしい味です。
少しお店のレトロな雰囲気にひっぱられた感想になってしまったかもしれませんが、それもまたこのお店ならではといえますね。
このお店には、レトロを感じさせるものがたくさん置いてあるのですが、その中でも特に目をひくのがこのレジスター。珍しいものだと店員さんがお会計のときに教えてくれました。
もはや「レトロ」というよりも「アンティーク」または「ヴィンテージ」といったほうが適切なデザインですね。
このロゴの「NATIONAL」は、かつて松下電工のブランドだったあのナショナル(現パナソニック)なのか気になったので調べてみました。残念ながらこのNATIONALは日本のナショナルではなく、世界最初のレジスターを発売した「ナショナル・キャッシュ・レジスター(現NCR)」という会社のもののようです。
伽羅舎RoRoは、レトロで昭和な雰囲気が逆に新鮮に感じられる喫茶店でした。
今回食べた玉子焼きカレー以外にも気になるメニューがいくつかあったので、また行きたいお店です。