テレビなどに気軽に接続して使えるWindows10搭載のスティック型パソコンをお探しの場合は、現時点では本製品がスペック的に超オススメです!
外箱はコンパクト。
「パソコンを買った」という気はまったくしません。
御開帳〜。Apple製品を意識したような梱包です。
内容物は至ってシンプルで、スティックパソコン本体と、充電ケーブル、HDMIの延長コードが付属してきます。
このHDMIの延長コードのおかげで通常サイズのパソコン用ディスプレイなら画面下に本体を置けるのですが、大画面テレビなどに接続する場合はぶら下がってしまうかもしれません。
スティックパソコン本体。
この価格帯でメモリを4G積んでいるのは現時点では本製品だけでした。
ストレージは32GB、MicroSDカードが挿せるので自分で作ったファイルなどはそちらに保存するようにすると良いですね。
さらにUSB3.0ポートが二つ、無線はIEEE802.11/b/g/n/a/に加えて新しい規格のacにも対応しています。
20,000円くらいでこんなスペックのパソコンが買える時代になったのですね・・・10年くらい前に同じぐらいのスペックの自作PCを、十数万円かけて作った懐かしい思い出。
USB3.0ポートは二つ。
キーボードとマウスを挿せば塞がってしまうので、他のUSB製品を使う必要のある方はハブなどを用意する必要があります。
裏面から。ドット状に開けられた穴は放熱性能が良さそうです。
本体側面にはMicroUSBスロットと、電源アダプタを挿すところ、そしてアンテナがあります。
こういったスティック型のパソコンだと、アンテナが本体に内蔵されている場合が多く、受信感度が悪かったりすることがありますが、本製品に関しては外部アンテナを採用しているため受信感度は良好で心配は無用です。
ただでさえテレビやディスプレイ裏に配置して使う製品なので、この仕様は地味に嬉しいですね。
説明書。たった一枚ですが、これで説明不足と感じるようなことはありませんでした。
HDMIコネクタにはキャップがしてあるのでそれを外して使います。最初はキャップなことに気づかなくて少し悩みました。
前回の記事で紹介したBenQの27型のディスプレイに繋げてみたところ。
HDMIの延長ケーブルがちょうど良い長さで、ちょうど画面下に本体を置ける感じです。
キーボードやマウスを接続してみたところ。
MicroSDカードを使う必要が特にない場合は、延長コードを使わずにディスプレイのHDMIポートに直挿しで使えるので画面下がスッキリします。
Windows10のセットアップ終了〜まったく問題なく普通のパソコンとして使えます。
しかもその気になれば本体を持ち運んでしまえるモバイル性能も見逃せないポイント。
動画編集や画像加工のようなクリエーター的な作業をしないであれば、もうパソコンはこれで十分といえるのではないでしょうか。
前回の記事で紹介した27型のBenQの大きなディスプレイとマウスやキーボードをセットで買ったとしても、現時点では総額で45,000円くらいです。
パソコンの買い替えや、サブ機をお探しの方は、ぜひ本製品+27型ディスプレイの組み合わせも検討してみてはいかがでしょうか。