自分の取扱説明書 遺伝子検査キット GeneLife Myself2.0

「遺伝子検査」をご存知でしょうか。

遺伝子検査とは、遺伝子を解析して性格・体質・特徴などの傾向を判定するというもの。

一昔前なら映画の中のお話と笑われてしまいそうですが、現在は個人でも気軽に遺伝子検査を受けることができるようになりました。

物は試しと遺伝子検査を受けてみたので、レビューを書いてみたいと思います。

遺伝子検査キット GeneLife Myself2.0

遺伝子検査はいくつか種類があり、それぞれ得られる結果が異なります。
スポーツ用メタボ用の遺伝子検査なんてのもあります。

今回はセルフマネジメント用の自己分析が目的なので「GeneLife Myself2.0」という遺伝子検査キットを選びました。

「環境因子」と「遺伝的素質」の2つの観点から分析結果を比較して、あなたの「現在の個性」が「生まれ持った個性」と近いかを判定する、自己分析遺伝子検査キットです。

性格、能力、栄養・食生活など計87項目の遺伝子検査と、60問の質問からなる性格分析テストとであなたの現在の個性が生まれ持った個性と近いかどうかを比較。

環境因子、遺伝的素質から「社会性」「慎重性、繊細性」「勤勉性」「協調性」「開放性、文化性」の5つの要素であなたの現状の姿を分析します。

遺伝子検査キットの中身はいたってシンプル。

検査に使うための唾液を採取する容器と利用ガイド、容器を送るための封筒などが入っています。

容器は唾液を入れた後に折りたためば紫色の保存液?と混ざり合う仕組み。よくできています。

この中に唾液を採取し、封筒に入れて郵便ポストに入れるだけ。驚くほど簡単。

後は検査結果がでるまで待ちます。

検査結果

ちょうど1ヶ月くらいで検査終了の報告が届きました。

検査内容を見る前に、60問の性格分析テストを受けます。
自己認識が問われるような内容でした。

性格分析テストの結果と、遺伝子検査の結果を比較することで、「自己認識的な自分」と「遺伝子的な自分」が乖離しているところを知ることができるというわけです。

これが私の検査結果。

ピンク色は性格分析テストの結果で、青色は遺伝子検査の結果です。

一番大きく性格分析テストと遺伝子検査の結果が乖離していたのが、左下の「協調性」の項目。

私は「協調性がない」と自己認識しているようですが、遺伝子的には「めっちゃ協調性あるで」という検査結果に。
私の遺伝的資質で協調性が一番高いのは驚きです。

後は概ね自己認識と遺伝子検査の結果は一致しています。

以下はカテゴリ別の判定結果です。

あなたは、孤独を感じやすいウサギさん
あなたは、あなたのメンタルはガラスのハート
あなたは、生まれながらに酒びたりしやすい
あなたは、面食いなタイプ
あなたは、なりやすい傾向(ED)

遺伝子検査の結果を文章でわかりやすく表現してくれているのですが、面白いものがいくつかありますね。
できるだけ的確に示そうとするとこうなるのでしょうか。

各項目は、人口分布から自分がどの辺りに位置するかを知ることができます。

ちなみにこれは「外見的な魅力を求める傾向」の人口分布。
自分が上位13.01%に入るほど面食いだったとは知らなんだ。

私の取扱説明書

詳細な検査結果もあるのですが、すべてを掲載するのは難しいので別リンクにしておきます。

どんな検査項目や判定結果があるのか知りたい、という方はご覧ください。

性格分析結果

遺伝子検査結果

私に親しい人たちは、これを私の取扱説明書として利用していただけるとよろしいかと思います。

孤独を感じやすいウサギさんで、ガラスのハート持ってます。

遺伝子検査を受けた感想

人間の性格の大部分は遺伝という先天的な要因によって決められているといいます。

遺伝子は不可抗力的に決められたものですが、詳しく知ることで、良いところを伸ばし、悪いところは後天的な部分でサポートすることができるようになります。

自分の人生を左右する要因を、早い段階で知ることで得られる恩恵は計り知れません。
遺伝子検査はセルフマネジメントに大いに活用できるのではないでしょうか。

検査結果の精度についてはまだ粗さがあるように感じましたが、それだけ自己認識と遺伝子検査の結果が乖離していたということなのかもしれませんし、何とも言えないところです。

あまり深刻にならず気軽に受けてみるのがよいのかな、と思います。

遺伝子検査キットはそれなりのお値段でしたが、自分の取扱説明書を買ったと思えば安い買い物でした。

GeneLife Myself2.0

遺伝子検査のジーンライフ