この記事ではiPad mini 5とiPad mini 6の「画面の見え方の違い(動画、雑誌、漫画、書籍、Webサイト、ホーム画面)」を、実機で比較しながらお伝えします。
以下、写真の左側にある白い端末がiPad mini 5、写真の右側にある黒い端末がiPad mini 6です。
動画の見え方の違い
動画を見るときは、iPad mini 5よりもiPad mini 6のほうが、動画の表示サイズが大きくなります。
写真で比較しても違いが明らかですが、実際に両機で動画を見てみると、写真で比較するより大きな差を感じます。動画を見るなら、iPad mini 6のほうが向いていますね。
雑誌の見え方の違い
端末を縦にして雑誌を見るときは、iPad mini 6よりもiPad mini 5のほうがページが大きく表示されます。
iPad mini 5は雑誌のページと画面サイズがぴったりフィットしています。
iPad mini 6は画面の上下に「白い帯」がでてしまい、せっかくの広い画面を有効活用できていません。
端末を横にするとiPad mini 6のほうがページを見開きで広く見れます。
iPad miniだと5でも6でも雑誌を横で見ると、文字サイズがかなり小さくなってしまいます。拡大しないと読みづらいのは、iPad mini 5でも6でも同じですね。
漫画の見え方の違い
端末を縦にして漫画を見るときは、iPad mini 6のほうがコマが大きく表示されます。
iPad mini 5は左右に「白い帯」が出てしまい、ムダな余白が多いです。
漫画を読むときに端末を横にするなら、iPad mini 5でも6でも違いはほとんどありません。すこしだけiPad mini 5のほうがコマが大きく表示されますが、ほとんど誤差の範囲でしかありません。
書籍の見え方の違い
↑画像はKindleアプリでどちらも同じ文字サイズに設定しています。
小説やビジネス書などの書籍を見るときは、iPad mini 6のほうが一行あたりの文字数が多くなります。
横にすると、iPad mini 6は1画面あたりに表示される行の数も多くなります。
個人的には一行あたりの文字数や、画面あたりの行数が多いと、視線移動が大きくなって本が読みにくいと感じます。私は本を読むならiPad mini 5のほうが見やすいです。
Webサイトの見え方の違い
Webサイトを見るときは、iPad mini 5は横にわずかに広く、iPad mini 6は縦に大きく広く見えます。
WebサイトだとiPad mini 6の画面の広さが十分に活かせます。
ただ、個人的にはWebサイトを見るときに、画面の表示サイズが広いからといって見やすさ読みやすさには影響しないと感じます。そもそもWebサイトはスクロールしなければ見れない部分が必ずあるものです。なのでiPad mini 5とiPad mini 6くらいの差でしかなければ、特に変わりはないというのが正直なところです。
ホーム画面の見え方の違い
ホーム画面は、iPad miniのほうがアイコンひとつあたりが大きく表示されます。iPad mini 6は余白が大きく、画面をフルに使えていません。
まとめ:iPad mini 5もまだ現役で使える
今回はiPad mini 5とiPad mini 6を比較してみました。
感想としては「体感ベースだと両機に違いはほとんどない」ということ。
もちろんスペックは最新機種のiPad mini 6のほうが上回っているため、画面表示がキレイだったり、すこしだけ動作速度が速かったりはします。入力がUSB-Cになったのもうれしいところではあります。でもそれくらいしかバージョンアップの恩恵はありません。
肝心の「iPad miniを使って何をするか?」という部分、「動画を見る、雑誌を読む、漫画を読む、書籍を読む、Webサイトを見る」という部分においてiPad mini 5と6の違いはほとんどありません。目立った違いは動画を見るときくらい。動画を見るときだけはiPad mini 6のほうが見やすいと感じます。
この比較記事が、あなたのiPad mini選びの役に立てば、うれしいです。