先月購入して大満足しているYogibo Roll Miniにある問題が発生しました。
それはビーズの「ヘタリ」。
どんなビーズクッションでも、使っていくうちにビーズがヘタってしまうのは仕方ありません。ビーズクッションであれば逃れられない宿命です。しかし、その宿命が来るのが購入からわずか1か月、というのはいささか早すぎやしませんかね? 梅雨時期なので、ビーズが湿気を吸ってしまうからなのかもしれませんが。
ともかく、ヘタったままのYogiboは使い心地が劇的に悪くなってしまします。これはいかんなぁ、ということでYogibo専用の補充ビーズ(750g)を購入してみることにしました。
で、届いたのがコレ。750gでこの巨大サイズ。
1kgにも満たないので完全に油断していたのですが、ビーズ自体がとても軽いものなので750gでもかなり大きいです。
早速、愛用のYogibo Roll Miniにビーズを補充していったのですが……これがなかなか大変な作業になってしまいまして。失敗の連続でした。
誰かが私と同じ過ちを犯してしまう前に、Yogibo にビーズを補充する際に気をつけたいこと、について書いてみたいと思います。
Yogiboのチャック(ファスナー)の開け方
Yogiboにビーズを補充するには、まずYogibo本体のチャック(ファスナー)を開けなければなりません。
が、Yogiboのチャックには、一般的なチャックにある「指でつまむ部分」がついていません。子どもなどが誤って開けてビーズを撒き散らさないように、このような仕様になっている、と後から調べてわかりました。
なのに私ときたら、これを不良品だと盛大に勘違いしまして。
無いものは仕方ない、と思い、ペンチを持ち出してチャックを開けるパーツを挟んで力のかぎり引っ張る! ………ものの、チャックはまったく微動だにせず。 これ、やってみるとわかりますがすごいですよ。ペンチで引っ張ってもまったくビクともしないんです。壊れるようなこともありませんでしたから、その耐久性たるやすごいものがあります。
どんなに力を入れても開かなくて。ほとほと困り果てて同じ症状の人はいないかとネットで調べてみるとYogiboのチャックは「クリップで開ける」という真実を発見。
いざクリップを持ち出してみると、さっきまでは微動だにしなかったチャックがスルスルと軽い力で開いていくではありませんか……どうやら内側にあるパーツがチャックのロックになっているようで、それを押しながら開けない限り、チャックが開かないようになっているようです。
手順書にはきちんと書いてありました。ちゃんと読んでから作業すべきでした。
作業はひとりではなくふたりで
チャックを開けたら、いよいよYogiboにビーズを補充していきます。
補充ビーズには組み立てると漏斗として使える厚紙が付属してきます。
この厚紙を円筒状にして先ほど開けたYogiboのチャック部分に差し込み、ビーズを補充するというわけです。簡単な原理です。そう、原理は簡単なのですが……この作業、ひとりで行うことができません。誰かに手伝ってもらわないとできないんですね。
ひとりが漏斗を支え、ひとりが上から補充ビーズを流し込む。
これが正しいやり方のようですが、こちらはそのようなことを知らずにここまで作業を進めているわけです。もう引き返せないところまで来てしまいました。
やむなく近くにあったスプレー缶のフタでビーズをちまちま入れていくことに。これが思いのほか大変な作業でして……片手で漏斗を支え、片手で補充ビーズをくんで上から流し込む。この作業を繰り返すわけですが、Yogiboがパンパンになる気配がまったくありません。いま思えばスプレー缶のフタはそれにしても小さすぎやしないか? と思うのですが、当時のわたしはただひたすら作業に没頭していて気づかず。
結局、Yogiboに張りが戻るまでビーズを補充するには、かなりの時間を要しました。やはりできるのであれば二人で作業したほうが良さそうです。
風のないところで作業する
そして作業が終わった後はコレです。
Yogiboの補充ビーズが部屋のあちらこちらに散らばってしまいました。
Yogiboの補充ビーズはかなり小さくて軽いため、エアコンの風くらいの勢いでも飛ばされてしまいます。
風のある日に窓を開けて作業するなんてもってのほか。絶対にやってはいけません。
と、四苦八苦しながらの作業ではありましたが、なんとか補充ビーズによってYogiboに購入直後の張りを戻すことができました。
ビフォー。
アフター。
この張りが長続きしてくれるといいんですけどね。また一ヶ月後に同じ作業をしなければならないとしたら、今後のYogiboの利用については考え直さなければなりませんね。
これからYogiboにビーズを補充される方は、以上に気をつけて作業を行ってください。