BoYata ノートパソコンスタンドのレビュー タイピングすると揺れて使いづらい

騙されたー!
と叫びたい。

結論からいってしまうと、姿勢改善のために導入したパソコンスタンド「BoYata ノートパソコンスタンド」が、タイピングすると揺れまくりで想定したような使い方ができなかった、という話なんです。

想定したような使い方、というところがポイントで、私はこのBoYataノートパソコンスタンドに「ノートパソコンを載せてそのままタイピングしたい」と思っていました。

BoYataノートパソコンスタンドを使っている人のレビューを見ると、外付けのキーボードを使っているレビューがほとんど。やっぱりこれだけ高さが出れば、本体のキーボードでタイピングしたら揺れちゃうよね、と考えていたのですが……見つけてしまったんです。Amazonのレビューで「まったく揺れません」という記述を。それを真に受けて買ってみたところ残念なことになってしまった、というわけです。ネットのレビューに踊らされるの、これで何度目でしょうね……。

↑BoYataノートパソコンスタンドの揺れを検証した動画を用意しました。キーボードをタイプするたびに、パソコンが揺れているのがおわかりいただけると思います。

私と同じような失敗をしてしまう人がきっとあと2人ぐらいいそうですので、その人たちのために書き残しておくことにしました。

結局、外付けキーボードを使わず、ノートパソコン本体のキーボードを使ってタイピングするような場合、今回のBoYataノートパソコンスタンドのような高さのあるパソコンスタンドは絶望的だと思います。高さがある = 揺れるという物理法則を無視することはできないわけで。揺れてタイピングしにくいのを許容するか、おとなしくMagic Keyboardのような外付けキーボードを使うかしたほうがよいと思います。

もし、どうしてもノートパソコン本体のキーボードを使ってタイピングしたいけれど、ノートパソコンの位置も少しでいいから上げたい、というのであれば、私も使っているMajextandという本体に取り付けるタイプのスタンドがやっぱりいいのかな、と思います。

Majextand – 世界最薄のMacBook / MacBookPro対応パソコンスタンド

Majextandはノートパソコンに傾斜を付けることで、ディスプレイ位置を上げてくれるアイテム。傾斜がつくことでタイピングもやりやすくなるなど、Majextandを使うメリットは大きいです。そして、デスクにノートパソコン本体が接地した状態になるので、激しくタイピングしてもまったく揺れません。

Majextandの弱点としては高さに限界があるということ。今回、私はMajextandの高さを超える位置までノートパソコンを持っていきたかったので、BoYataノートパソコンスタンドを試してみましたが、揺れてタイピングしづらくなったので、高さは諦めてMajextandを使い続けることにします。

そういえばBoYataノートパソコンスタンドを買う前に、ノートパソコンを支える部分のパーツの出っ張りが手首に擦れそうだな、と思っていたのですが、この点はまったく大丈夫でした。傾斜をつければ手首に擦れることはありませんので、それが心配で購入をためらっている方は、安心して購入して大丈夫です。

最後にすごくどうでもいいことなのですが、BoYataノートパソコンを支える脚部分の空洞に、iPad miniがピッタリ収納できることがわかってひとりでテンション上がってました。
試してないので正確なことはいえませんが、サイズから察するに多分ここにはMagic Keyboardも収納できるのではないかと思います。本当、どうでもいいことなんですけどね。

BoYata ノートパソコンスタンドBoYata ノートパソコンスタンド