アレクサ、どうなってるの!セットアップでエラー連発!スマートスピーカー Amazon Echo(アマゾン エコー)

Amazonが今月発売したスマートスピーカー「Amazon Echo」の招待が届いたのでさっそく購入してみました!・・・が、どうにも期待しすぎてしまったようで人柱感を噛み締めております。

今回購入したのはスマートスピーカー「Amazon Echo」。

Amazon EchoはAmazonが発売する「スマートスピーカー」で、日本国内ではLINEのClova WAVE、Googleの発売するGoogle Homeに続く第三のスマートスピーカーとして注目されています。

日本では後発になってしまいましたが、世界でみるとAmazon Echoのシェアがダントツだそうです。

Google Homeと悩みましたが「グーグル」っていうよりも、「アレクサ」ってよぶほうががオシャレな気がしたのでAmazon Echoを購入することに決めました。

プライム会員だと招待に申し込めば4,000円オフで8,000円台で買えたというのも大きいですね(現在はこのキャンペーンは終了しています)。

外箱。

これまで購入した7インチと10インチのFireタブレットの包装がいずれも簡素だっただけに、Amazon Echoの外箱は意外なくらいしっかりしていると感じられました。

側面にはAmazon Echoの特徴がずらり。

反対側の側面にはAmazon Echoで仕える主なスキルに関係するロゴが記載されていました。

外箱から中身を取り出してみました。

充電器や紙資料は本体下に設けられたスペースに収納されていました。

本体。

本体色は黒(チャコール)と悩みましたが、毎回黒いものばかり買ってしまっているので今回はあえて白(サンドストーン)を選んでみました。

ところがその色選択がいきなり災いします。

Amazonのダンボールを触った手で本体を触ったら、いきなり本体表面が汚れてしまいました。上画像の真ん中あたりが黒くなっているのがおわかりいただけるでしょうか。

Amazon Echoの表面は「ファブリック」といって布地なので、一度汚れがついてしまうと取り除くのが大変です。

気にはなりますが、拭いたりすると悪化しそうな予感がしたのでこのままにしておくことにします。これからAmazon Echoを買われる方は気をつけてください。

本体のボタンはたった4つだけとシンプル。

基本的に設定などはスマホアプリから行うので本体ボタンはあまり必要ないのですね。

本体背面に充電ケーブルを指すジャックと、AUX(外部入力)ジャックがあります。

電源ケーブルを差すだけで勝手に起動し、アプリで設定してくれとのメッセージが流れます。

セットアップ作業を行っていたのが深夜で、いきなり大きな音量で流れたのでちょっと焦りました。

いざiPhoneアプリの「Amazon Alexa」をダウンロードして本体のセットアップを進めていきます。

アプリ名は「Amazon Echo」でなく「Amazon Alexa」なところに注意が必要です。

アプリの指示通りにセットアップを進めていきます。Amazon EchoにWi-Fiを設定するのですが・・・

「デバイスを登録中にエラーが発生しました。トラブルシューティングの方法についてはヘルプをご覧ください。エラー:登録エラー」

と、表示されてしまい先に進めなくなってしまいました。何度wi-fiパスワードを確認してトライしてもまったくダメでした。

困り果てて本体の電源を抜いて指し直してみたり、iPhoneからのwi-fi接続を外してまた接続したり、アプリ自体を再起動したりしましたがまったく解決せず。

もういいや、としばらく放置してからトライしてみたところ、なぜか今度はアッサリ成功。

ひょっとするとwi-fi登録時にAmazon側のサーバーに接続して認証のようなことをする仕様になっていて、たまたまAmazon側のサーバーの応答が悪かった、とかなのでしょうか。どうにも腑に落ちませんが接続できたのでヨシということにしておきましょう。


実際にAmazon Echoを使ってみると音声認識の感度の良さにびっくりさせられます。
「アレクサ、天気を教えて」「アレクサ、ニュースをお願い」と普通の話し言葉ぐらいでいうだけできちんと反応してくれます。スピーカーまでの距離が離れているにも関わらず、スマホの音声認識よりもはるかに音声認識の感度が高い気がしました。Alexaとの音声でのやり取りは未来感を十分に感じさせてくれます。

と、ここまではよかったのですが、いざスマートスピーカーなるものを手にしても何に使ったらよいかわかりません。
とりあえず天気とニュースをAlexaきいてみましたが、いずれも一日一回確認すればよいですし、ニュースや天気はネットですぐに調べられるので特に音声案内されることに価値を見出だせていません。
むしろ夜中に音声操作&音声案内は、家族に気を使うのでよろしくないということがわかりました。

それならば、とMacとBluetooth接続して音声を再生してみましたが・・・はっきりいってBluetoothスピーカーとしての音質はイマイチです。値段を考えれば仕方ないのかもしれませんが、まだMBP15インチに搭載されたスピーカーのほうが高音質と感じます。
Macやスマホなどを介さずに使える「Amazon Music Unlimited」などのサービスであれば、もっと音質は向上するのかもしれませんね。

正直なところAmazon Echoは衝動買いであったことを認めざるをえない買い物となってしまったようです。
仕事や料理などで手が放せない場合の音声操作は魅力的だと思いますが、逆にそれ意外ではあまり使いどころはなさそうというのが率直な感想です。

もう少しスマートスピーカーが普及すれば、よりよい使い方を提案する人がでてくると思うので、それを待ちたいと思います(他力本願)。

追記

これといった使い方を見出だせなかったのでAmazon Echoを手放すことにしました。

Amazon Echoを工場出荷状態にリセットして初期化する方法