「アレクサ、今日の天気は?」
最近、こんな感じでスマートスピーカー「Echo Dot」に話かけることから1日がはじまります。
パソコンやiPhoneのように、起動したり認証しなければ使えないデバイスと違って、音声だけで様々な情報が得られるのは思いのほか快適です。
が、そんな便利なスマートスピーカーにもひとつ弱点があります。
それは「置き場所」の問題です。
テーブルやデスクの上に置いてみると、その筐体の小ささにも関わらず邪魔に思えてくるから不思議。
物理的な圧迫感というよりは、心理的なのかもしれません。とにかく悪い意味で存在感を発揮してしまうんですね。
どうにかならないものかと、解決方法を探って見た結果、「壁掛け」にするのがいいのかな、と。
さっそくAmazonでEcho Dotの壁掛けキットを買って試してみることにしました。
平安伸銅工業 Amazon Echo Dot 第2世代専用 壁掛けホルダー SMART SPEAKER HOLDER AMW-1
今回購入したのは、平安伸銅工業さんのAmazon Echo Dot 第2世代専用 壁掛けホルダー SMART SPEAKER HOLDER AMW-1という製品。
シンプルにAmazon Echo Dotを壁掛けするためのアイテム。本体色は壁の色に合わせて白か黒を選ぶことができます。
同梱物一覧。
この壁掛けホルダーは、釘、ネジ、両面テープの3パターンの接着方法を選ぶことができます。
石膏ボード、木の壁、タイルやクロス壁など、設置する壁に合わせた取り付け方を示した説明書。
取り付け手順が丁寧に示されていますので、これを見ながらであれば誰でも簡単に設置することができます。
まずは取り付け場所を確認しましょう。
私が設置するのは石膏ボードの壁です。
石膏ボードの場合は、ピンを使って壁にホルダーを固定します。
特に難しいこともなく、ピンを差し込むだけで簡単に設置することができました。
ピンを使う場合は画鋲の穴のように痕が残ってしまいます。
気になる方は両面テープを使って固定するのがよいかもしれませんね。
Amazon Echo Dotを壁掛けしたところ、予想どおりテーブル上の存在感というか圧迫感がなくなりスッキリしました。いちど壁掛けにしてみると、いかにテーブルやデスク上にあると圧迫感をうけるかがわかります。
そして副次的な効果として、音がよく聞こえるようになりました。
あらためてAmazon Echo Dotをみてみると、Echo Dotのスピーカーの穴は本体の「上」に空いていることがわかります。
そう、つまりデスクやテーブル上に置いて使っている場合、天井や壁に反響してきた音を聞いているわけです。
Echo Dotを壁掛けにしたことで、音が自分に向かって指向的に飛んでくるようになったのが、音質が向上したように思える理由だと思います。あくまで主観的な感想にすぎませんが。
なんとなくAmazon Echo Dotが邪魔に思えることがあった方は、壁掛けホルダーをチェックしてみてはいかがでしょうか。