福島県三春町にある、樹齢1000年を超える日本三大桜の「三春滝桜」を見てきました!
まずは三春滝桜を知らない方のために簡単にご紹介を。
日本五大桜または三大巨桜の1つとして知られる。2012年現在、推定樹齢1000年超、樹高12m、根回り11m、幹周り9.5m、枝張り東西22m・南北18m。
三春町の滝地区に所在すること、毎年4月中・下旬に四方に広げた枝から薄紅の花が流れ落ちる滝のように咲き匂うことから、この名がある。
三春滝桜 – Wikipedia
ちなみに日本三大桜は、三春滝桜(福島県田村郡三春町)、山高神代桜(山梨県北杜市)、根尾谷の淡墨桜(岐阜県本巣市)、の3つです。
日本五大桜は、石戸蒲ザクラ(埼玉県北本市)、三春滝桜(福島県田村郡三春町)、山高神代桜(山梨県北杜市)、狩宿の下馬ザクラ(静岡県富士宮市)、根尾谷の淡墨桜(岐阜県本巣市)、の5つなのだそうです。
三春町は、滝桜に向かう道中にも桜が点在していてとても綺麗でした。
桜のトンネル!三春町は桜の見どころが多い町です。
滝桜大駐車場から滝桜の場所へ行くには、滝桜観桜料金所で観桜料を払って中に入ります。
滝桜場内マップ。
この地図で見ると全体がコンパクトに収まっているようにみえますが、実際はそれなりの距離があるのでご注意を。
滝桜大駐車場から三春滝桜までの道中では、道沿いの民家の方が露店を出して色々と販売してらっしゃいました。
大駐車場から10分くらい歩いて滝桜に到着。
その雄大さは圧巻の一言。1,000年の時を刻んだ巨木の佇まいを目の当たりにし、しばし呆然としていました。
滝桜の正面には小さなお社が置いてあり、お賽銭を入れられるようになっていました。
滝桜の花は、ピンク色というよりは薄白紅といった感じで、どことなく気品を感じさせる色でした。
ゴツゴツした幹。1000年を超える時と風雨が幹のカタチを異形へと変化させたのでしょう。
枝はアチラコチラで補強されていました。自重だと潰れてしまうのでしょうね。
人間が樹を助け、樹は人間の目を楽しませる、これもひとつの共存共栄のカタチなのだと思います。
滝桜の周囲には菜の花が植えられていて、桜のピンク色とのコントラストがとても美しいです。
滝桜の周囲には遊歩道が整備されており、様々な角度から滝桜を眺めることができます。
桜の周囲では芝生の上に座って桜を眺めておられる方もいらっしゃいました。敷物を持っていくと良いかもしれません。
丘の頂上付近には神社があり、その周囲にも綺麗な桜が沢山咲いていて、滝桜以外にも見どころは多いです。
駐車場脇には露天スペースがあり、ここで食べたり飲んだりできます。
「滝桜臨時出張所」
郵便局の出張所もありました。滝桜の咲いている期間しか押してもらえない消印とかあるんでしょうね。自分宛てでも出してみればよかったかも。
平日の朝10時ごろに滝桜を見に行ったのですが、ギリギリ渋滞にハマらずにすらっと駐車場に車を停めることができました。
ただ、私たちが到着した直後から渋滞しだしたので、平日だからといって油断せずにできるだけ早く観に行かれることをお勧めします。
休日だと朝の6:30から渋滞していることもあるのだとか・・・すごすぎる。
滝桜にラッピングされたバスがはしっています。すし詰め状態なのでとても乗りたいとは思えませんが・・・。
実は私たちは滝桜を見に行ったのではなく、前日にたまたま郡山にあるアサヒビール工場へ見学に行く道中のタクシーの運転手さんから滝桜をオススメされて見に行きました。
ちょうと良い時期に訪れているからぜひ見に行ったほうが良い、と。
今思えば、この滝桜を観ずに帰ろうとしていたなどもったいなさすぎますよね。
いつか機会があれば夜桜も見てみたいです。