最近知ったのですが、InternetExploler10の「開発者ツール」に前バージョンのIEをエミュレートする機能が搭載されていました。
IE10を起動したら「F12」を押して開発者ツールを起動します。
開発者ツール上部の「ブラウザーモード」というところからIE7までの過去ブラウザモードを選択することができます。
その隣の「ドキュメントモード」というところから各ブラウザのレンダリングエンジンを選べるので、ブラウザモードと組み合わせて使うことができるのですが、私が確認したところCSSの「擬似セレクタ、擬似クラス」がらみでちょっとおかしいみたいです。
問題はIE8をブラウザモードで選択して、html側で「IE=Edge」を指定した状態だと、IE8では使えないはずのCSS擬似関連のものが有効になってしまう、使えてしまうみたいです。
デバッグツールにバグというのはいかがなものかと思いますが、今回たまたま実機検証の機会があったから気がつけたのは幸いだったかもしれません。
ちなみに私は以下からダウンロードできるスクリプトで強引にIE8に擬似系を対応させることにしました。
http://selectivizr.com
この問題が引き金となった対応で丸一日を潰しました・・・。
クロスブラウザ系の問題で丸一日潰したのは本当に久しぶりでした。IE6対応の頃は日常茶飯事的でしたけどね。