ハンガーに吊るしたまま使えるアイロン!ズボラ大歓喜のスーパーアイテムが登場!と紹介するはずだったのですが・・・。
正確には「アイロン」ではなく「衣類スチーマー」というらしいです。
この背面画像をみていると、今回のレビューに使用したシャツ(記事後半)があまりにもエクストリームなモノを選んでしまった感がありますね。
スーツのようなそんなに大袈裟にシワのできない衣類向けの商品だったということなのでしょう。
実は前モデルからずっと気にはなっていたんですよね。
今回は前モデル(NI-FS350)よりもスチーム量などがアップしているようです。
内容物はコレだけ。
本体とアイロン置きと説明書だけのシンプル構成。
本体のアイロン面はあまり広くはありません。
ハンガーにかけたまま使うことも想定されているので軽量化するためには必然的にアイロン面を小さくするしかなかったのでしょう。
水の残量は本体側面のゲージで確認することができます。
スチームを使っていると思ったより消費が激しいです。
水は側面のフタを開け画像の計量カップで入れるのですが、その気になれば本体に直接入れることもできなくはなさそうです。
使用感をレビューするために私の手持ちで一番シワになりやすく目立つ服を、あえて洗濯したまま何もせずに乾かして用意しました。
右側を本製品でハンガーにかけたまま使用してみました。
本製品はハンガーにかけて「ピン」とはった状態にしながら使うと一番効果が上がるようですが、普段使いを想定して軽く引っ張る程度でサッとかけました。
近くで見るとこんな感じです。
広い面のシワはかなり取れましたが、やはり胸ポケットのような引っ張ることができない箇所のシワは目立ちますね。
下半分も近くでみると細かいシワがまだ目立ちますね。
襟の部分は引っ張れない箇所のワリには、といえそうです。
左半分もかけてみたところ。
もう一度使用前と使用後を比較してみると、
この効果を「良い」ととるか「悪い」ととるかは人それぞれでしょうね。
おそらく私は「アイロンの代わり」として購入してしまったので期待過剰になってしまったのですが、「朝や急な外出時にサッと使えるアイロン」として買っていれば納得できたのではないかと思います。
やはり本格的にシワを伸ばすにはアイロン台でプレスしながらやるしかありません。
ちなみに本製品も普通にアイロン台で使えばアイロン面が少々小さいただのアイロンとして使うこともできるので、気になった方は一度購入してお試しになってみるのも良いかもしれません。
ただ、「普通のアイロンと同じ効果」を期待するなら他の製品を買われることをオススメします。