気に入っていたサイバーショット DSC-RX100M2とお別れした理由

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悪いのはカメラではなく時代のせい・・・。

昨年の9月に購入し半年間愛用してきたSONY サイバーショット DSC-RX100M2・・・と言えないのがお別れした理由なんですよね。

このカメラは画質も一昔前の一眼レフよりも綺麗に撮れていましたし、F1.8という明るいレンズのおかげで屋内撮影にも強い、ズームやフォーカスもリングでアナログチックに調整できる面白さに加え、液晶がコンパクトデジカメながらチルト機構を備えているというスーパーコンパクトデジカメでした。

つや消し仕上げのボディも色も質感も黒好きの私にはたまらない品で本当に気に入っていたんです。

非の打ち所なしの完璧すぎるデジカメだったのですが、先月末、ヨドバシカメラのネット買い取りサービスでドナドナされていきました・・・悲しい。

気がつけばiPhone5

今年に入って昨年撮影した写真を整理していたら気がついてしまったんです。

このカメラを買った以降も写真はiPhone5で撮っていたものが大半でした。

DSC-RX100M2で撮影したのは、新しいカメラでウキウキして子供と公園に行った時に撮影したのと、登山、年末年始の忘年会ぐらい。

日常的なブログ用の写真や、メモ的用途に撮影したのはすべてiPhoneでした。

しかもすぐ近くにDSC-RX100M2があり充電もされていたにも関わらずiPhoneというケースがほとんど(苦笑)。

もはやデジカメのレンズがせり出してくる間すら人は煩わしいと感じるようになってしまったのでしょうか・・・。


もうコンパクトデジカメは無理かもしれない

このデジカメを買った時、このデジカメをこんなふうに評しました。

結局のところ一眼レフは持ち歩きません。

ミラーレスは小さくてもレンズ交換なんて面倒くさくてやりません。

コンパクトデジカメも画質妥協のワリに微妙です。

スマホは持ち運びメリットこそ秀でるものの、画質はそれらに遠く及びません。

もう疲れた、そう思った私が出会ってしまったデジカメ、それが「SONY サイバーショット DSC-RX100M2」。

・・・ごめんなさい、画質より「すぐそこにあること」のほうが重要だったみたいです。

遠くの親戚より近くの他人、高嶺の花よりも身近な人を選ぶ、そんな言葉が頭をぐるぐるしています・・。

こんな私に放置され続けるより良い人に買われ使われたほうがカメラも幸せでしょう。

iPhoneの身近さに心奪われるような人間が持ち続けて良いカメラではない(涙)。

これからこのカメラを買おうとする方、カメラとしての性能云々よりもまずはご自分のライフスタイル、といいますか利用シーンをよく考えてから購入されることをオススメします。

最後に遺影在りし日のDSC-RX100M2の姿を。

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・・・暗い写真ばかりです。