GRIIIのバッテリーは激安の互換バッテリーで大丈夫でした

買う前からわかっていたことですが、GRIIIはやはりバッテリー持ちが異様に悪いです。使用環境にもよりますが、撮影枚数が200枚を超えるともうバッテリーを充電しなければなりません。

結論を先にいってしまうと、GRIIIのバッテリー持ちが悪い問題は、Newmowaのバッテリー2個+充電器セットを買うことで解決します。今だとAmazonでバッテリー2つと充電器がセットでAmazonで1,899円で買えます。あまりの安さにモノは大丈夫なのかと逆に不安になったほどです。

ちなみにRICOHの純正品で同じセットを買おうとすると、

純正バッテリー RICOH DB-110 3750円 × 2
純正充電器 RICOH BJ-11 4060円

純正品でそろえると合計で11,560円になります。
社外品のNewmowaだと1,899円。その差額は9,661円。純正品は高すぎませんか……これでは社外品を選ぶなというほうがむずかしい話しです。

実はGRIIIを買った当初は、予備バッテリーを買う必要はないと思っていました。
バッテリー持ちが悪いことは知っていましたが、GRIIIには充電用のUSB-C端子があるので、そこにモバイルバッテリーを接続して充電すればいい、そう考えていました。

ところがいざGRIIIを使ってみると、このやり方では不都合が多すぎることに気がつきます。

まず、バッテリーがひとつだけだと充電し忘れる = 致命傷になります。出先で颯爽とGRIIIを取り出して撮影しようとして、バッテリーが切れる寸前の黄色の表示を目にしたときの絶望感。容量の少ない小型バッテリーを採用しているGRIIIでは、こういう悲劇が頻繁に起こります。予備バッテリーは絶対に必要です。

GRIIIはカメラ本体にバッテリーを挿入した状態で、付属の充電器をUSB-C端子に接続して充電するスタイルがデフォルトになります。モバイルバッテリーなどを使う場合もこのUSB-Cの端子に接続するわけです。が、この方法には問題がひとつあります。

それはGRIIIのUSB-C端子を保護するカバーです。
この保護カバーはゴム製なのですが、これの開閉が非常にぎこちない。スムーズにできません。

さらに保護カバーの接続部分が細くて非常に弱そう。何度も開閉を繰り返しているうちに、ちぎれてしまうのではないかと不安になります。
ただでさえバッテリー持ちが悪いGRIIIです。バッテリーがひとつだけだと頻繁に保護カバーを開け閉めして充電しなければなりません。ところがUSB-Cの保護カバーの品質が低すぎるというジレンマ。

充電を一度忘れるだけで致命傷になるほど容量の少ないバッテリー。
開閉がスムーズにできないうえ、ちぎれそうな保護カバー。

私の導き出した結論は、Newmowaのバッテリー2個+充電器セットを買うことでした。

社外品にまったく不安がなかったわけではありません。
しかしいざ使ってみると純正バッテリーとまったく同じように使えてしまい拍子抜けしています。純正品と比べてバッテリー持ちが悪いということもありません。私の体感では「まったく同じ」です。

そしてこの充電器が最高。やっぱりGRIII本体で充電するより、外部でバッテリーを充電できたほうが便利です。

充電中は赤ランプが点灯します。

充電が終了すると緑色の点灯に。わかりやすい。

この充電器のおかげで、やわな保護カバーを開閉しなくてよくなったのが本当に嬉しい。本体のUSB-C端子は、緊急時以外はもう使わなくてよさそうです。

ちなみに充電に使うMicroUSBケーブルは付属してきます。別途購入する必要はありません。

これで純正バッテリーと社外バッテリー合わせて3つのバッテリーと、外部充電器というGRIIIをまともに使える環境がようやく整いました。

GRIIIのバッテリー問題にお悩みの方は、Newmowaのバッテリー2個+充電器セットをお試しになってみてください。GRIIIが快適に使えるようになりますよ。

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