RICOH GRIIIに液晶保護フィルムは必須だという話

先日購入したGRIIIに、液晶保護フィルムを貼ってみました。

結論からいってしまえば、ノーストレスで安心してGRIIIを使えるようになったので良い選択だったなあ、と思っています。

今回はAmazonで「HAKUBA デジタルカメラ液晶保護フィルムMarkII RICOH GR III 専用 DGF2-RGR3」というGRIII専用のフィルムを買ってみました。お値段は600円ちょっととリーズナブル。

上画像はGRIIIに液晶保護フィルムを貼った後の液晶画面です。フチの部分を見るとうっすらと液晶保護フィルムが貼ってあることがわかると思います。

GRIII用のガラスフィルムと、どちらを買うかで悩みましたが、ガラスフィルムは液晶タッチの反応が悪くなるという記述を見かけたのでHAKUBAの液晶保護フィルムにしました。
液晶画面タッチでピントを合わせてシャッターがきれるのはGRIIIの良いところ。それが損なわれてしまっては意味がない、というわけです。

GRIIIはコンパクトで高画質がウリのカメラです。ポケットやカバンに入れておいて、シャッターチャンスで取り出して撮ったらまたしまう。そんな軽快な撮影スタイルが気持ち良いです。

この撮影スタイルで問題になるのが「画面のキズ」。私はかつてSONYのRX100M2(過去記事)や、キヤノン G7X Mark2(過去記事)を所有しており、液晶画面に大キズを付けてしまうという経験をしています。できるだけ傷つけないように意識はしていましたが、知らず知らずのうちにキズ付いてしまうから不思議。軽快に出し入れできるということは、それだけキズつく可能性も高くなる、ということなのでしょう。

出し入れの頻度が高いということは、落下のリスクも増えるということです。落下の衝撃で液晶画面が割れてしまうというのは、昨今の液晶付き精密機器の宿命みたいなところありますよね。GRIIIのようなコンパクトなカメラは、いずれ手から滑り落ちてしまうようなこともあるでしょう。その時に備えておく、というのは大事なことかな、と。

GRIIIって考え方が難しいカメラですよね。GRIIIの分類は「コンパクトデジタルカメラ」になると思うのですが、10万円近いお値段はコンデジというには高すぎます。高価になれば取り扱いが丁寧になるのは必然です。

しかしだからといって腫れ物に触るように使っていてはGRIIIの真価は発揮できません。GRIIIの速写性は荒っぽく使ってこそ光るもの。丁寧に扱っていてシャッターチャンスを逃すようでは本末転倒です。

高価だから丁寧に扱いたい。だけどシャッターチャンスを逃すような使い方はしたくない。

そんなジレンマに対する私の現状の最適解が今回の液晶保護フィルム、というわけです。

GRIIIの無骨な黒いボディにはキズが付いても勲章みたいなもので見映えがしそうですが、液晶画面だけは話しが別。液晶画面は常にキレイに保ちたいし、最悪キズがついてタッチ機能を損なうようなことがあっては目も当てられません。

起こるかどうかわからない未来に備える、というのは難しいものです。未来への想像力は人によって異なります。液晶画面にキズが付くかもしれないし付かないかもしれない。割れるかもしれないし、割れないかもしれない。

しかし、たった数百円で「未来」ではなく「今」のGRIIIを気兼ねなく安心して使えるようになる、というのは誰でも理解できるメリットです。高価なカメラを乱暴に使う。そんなある意味では贅沢といえる状態を数百円で手に入れることができます。

GRIIIをお持ちの方は、頼りになる相棒として長くGRIIIと付き合うためにも液晶保護フィルムを貼ってみてはいかがでしょうか。

GRIII用の液晶保護フィルムは、今回わたしが購入したHAKUBAのフィルム以外にも、Kenkoからも発売されています(Amazon)。数百円の違いしかなく、評価もあまり変わらないので私はHAKUBAにしましたが、気になる方はそちらもチェックしてみてください。

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