家のWi-Fiルータを新しくしました。
Wi-Fiルータを替えると面倒なのが、デバイスのWi-Fi設定を変えなければならないこと。パソコンやタブレット、スマホ、スマートスピーカー。こんなにもたくさんの機器をWi-Fiにつなげていたのだと改めて実感しています。
その機器の中のひとつが今回の本題、体重計です。
私はWithingsというメーカーの「Wi-Fi Body Scale (WBS01)」という体重計を7,8年ぐらい愛用しています。Wi-Fi経由でクラウドに体重データを送ってくれ、パソコンやスマホで変遷が確認できるのが本当に便利です。
Wi-Fi Body Scale (WBS01)のWi-Fi設定ができない
というわけで、お気に入りの体重計WBS01のWi-Fi設定を変えようと、公式サイトからMacに設定ソフト(Pairing Wizard)をダウンロードして、いざ体重計とMacをつなげてみたところ・・・何も反応しません。
USBケーブルを抜き差ししてもダメ。
パソコンを再起動してもダメ。
体重計のボタンを押したり電池を入れ替えてもダメ。
何をしても設定ソフトの「続行」ボタンが有効にならず、押せません。途方にくれてしまいました。
Wi-Fi Body Scale (WBS01)のWi-Fi設定ができない理由
そこで、この現象がどうして起こっているのか調べまくりました。
そして理由がわかりました。この現象は、私の使っているMacのOSが「Catalina」だったことが原因でした。
なぜ、Mac OSがCatalinaだとダメなのか。
答えは簡単、公式がもう対応しないといっているからなんですね。
WBS01 Pairing Wizard does not work on MacOS 10.14 – Withings | Support
リンク先は英語の記事ですが、文中に「WBS01はMacOS Catalinaには対応しない」とあります。
公式ソフトが対応していない。
となれば、もはや私たちができることは限られています。
Wi-Fi Body Scale (WBS01)のWi-Fi設定をする方法
MacOSのダウングレード
まずは「MacOSのダウングレード」が考えられると思います。macOSをCaterinaからMojaveに戻すということですね。
ただ、体重計の設定をしたいがためだけに、MacのOSをダウングレードというのはいかがでしょう・・・うーん、微妙です。
他のパソコンで設定する
MacOS Catarinaではダメでも、他のWindowsマシンや古いMacOSであれば設定はできるということです。
仮に自分は他にパソコンを持っていなかったとしても、友達などにパソコンを持ってきてもらって体重計の設定だけさせてもらうのも手だと思います。
ほかの方法
結局、どうしようか色々悩んでみたものの、私はいい機会と割り切って新しい体重計を買うことにしました。最近の体重計には新たに色んな機能があるとも聞きます。
ただ、Withings製品でないと、これまでのデータを引き継ぐことができません。そしてなによりWBS01の見た目が気に入っていた私は、やっぱり新しい体重計もWithingsがいいなぁ、と。
そこでいま販売されているWithings製品の体重計を調べてみると、以下のようなものがありました。
WBS06
Bluetoothには対応したものの、これまで使っていたWBS01と同じような体重計です。いまだとこれが7000円ぐらいで買えるという……当時、WBS01は2万円ぐらいしたような記憶があります……。
WBS05
体重(200g単位)、BMI、体脂肪のほかに、WBS01にはなかった体水分率、骨量、筋密度を測定できる体重計です。これで1万円くらい。天気や気温まで教えてくれるという。進化してますね。
WBS04
これが現行機種の最上位モデルらしく、体重、BMI、体脂肪、水分率のほか、骨量、筋肉量も測定できちゃいます。心拍が測れるのは、この機種だけのようです。
三機種を比較して悩みましたが、どうせ買うなら、ということで私はWithings Body Cardioを購入しました。測れるものはなんでも測って記録しておくと楽しいなぁ、と思いまして。単純にWBS01の代わりでいい人は、WBS06でいいと思いますが。
WBS01自体は壊れているわけではないので、どうしようかな、と思ってメルカリを調べてみたところ、WBS01は4,000円ぐらいで取引されていました。メルカリでWBS01を売って、WBS06を買えば、差額は3,000円か4,000円ぐらいで済みますね。
これまでWBS01を使ってきた人には、今回の公式ソフトのMacOS Caterina未対応は、いいキッカケなのかもしれません。