「いつか」ではなく「いま」勇気をもって踏み出そう!アルケミスト―夢を旅した少年

ある羊飼いの少年が旅をしながら出会いと別れの中から人生の知恵を学んでいく物語「アルケミスト―夢を旅した少年」を読んでみました。

まずは自分の人生を

同じ友人といつも一緒にいると、友人が自分の人生の一部となってしまう。すると、友人は彼を変えたいと思い始める。そして、彼が自分たちの望み通りの人間にならないと、怒りだすのだ。誰もみな、他人がどのような人生を送るべきか、明確な考えを持っているのに、自分の人生については、何も考えを持っていないようだった。

経験の弊害

まだ若い頃は、すべてがはっきりしていて、すべてが可能だ。夢を見ることも、自分の人生に起こってほしいすべてのことにあこがれることも、恐れない。ところが、時がたつうちに、不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、彼らに思い込ませ始めるのだ

人は見たいようにしか見ない

今になって、バーの主人があんなに怒っていた理由がわかった。彼は少年に、あの男を信用してはいけない、と言おうとしていたのだ。「僕は他の人と同じなんだ。本当に起こっていることではなく、自分が見たいように世の中を見ていたのだ。

解釈は選べる

彼は自分のことをどろぼうに会ったあわれな犠牲者と考えるか、宝物を探し求める冒険家と考えるか、そのどちらかを選ばなくてはならないことに気がついた。 「僕は宝物を探している冒険家なんだ」と彼は自分に言った。

大切なことは少ない

いるということを知った。「それはエメラルド・タブレットのことだよ」とイギリス人は言った。少年に何かを教えることができて、彼は得意だった。 「ではなぜ、こんなにたくさんの本が必要なのですか?」と少年がたずねた。「その二、三行を理解するためだよ」とイギリス人が言ったが、彼は自分の言っていることを本当には信じていないように見えた。

夢を追うことを恐れない

「私は人の心ですからね。人の心とはそうしたものです。人は、自分の一番大切な夢を追求するのがこわいのです。自分はそれに値しないと感じているか、自分はそれを達成できないと感じているからです。永遠に去ってゆく恋人や、楽しいはずだったのにそうならなかった時のことや、見つかったかもしれないのに永久に砂に埋もれた宝物のことなどを考えただけで、人の心はこわくてたまりません。なぜなら、こうしたことが本当に起こると、非常に傷つくからです。


人生についての多くの教訓と示唆を与えてくれる物語でした。

少年の旅の終着点については色々と考えさせられるところがあります。ネタバレになると悪いので控えますが個人的には、人生とは往々にしてそういうものなのかな、と思わずにはいられませんでした。

読解力を要するので、私のように読書に不慣れな人間は読み疲れてしまうのが難点です。文章からいわんとすることを読みときながら進むのは大変でした。
この本を読むと普段読んでいるビジネス書がいかに読みやすく配慮されているのかに気がつかされますね。

最初の一歩を踏み出す勇気をもらえる本です。人生に停滞感や閉塞感を感じている方はぜひ一読されてみてはいかがでしょうか。

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