B-Trainerを使ってみた率直な感想。車道を走る可能性があるなら購入は要注意!SONY Smart B-Trainer SSE-BTR1

開封の儀セットアップ編履歴の確認、の3記事につづき、今日はSmart B-Trainerを使ってみて気がついたことなどについて書きたいと思います。

車道を走る可能性があるなら購入は要注意!

いきなり最初に一番大事なことを書きますが、本製品を装着すると外部からの音はもう聞こえないと思ってください。

そのため、車道の側道を走る人や、車道を横断したりする必要がある人には絶対にオススメできません。

私は一部で車道の側道を走るコースを走っているのですが、不意に後ろから車や自転車が現れるという驚きを経験しました。

できるだけ音楽のボリュームを下げていましたが、密封感がすごいので外部の音は注意してきかない限りは聞こえず、ましてランニング中の荒い息遣いの中で気づくことは至難の業です。

前回の記事で私は同じ道を行って戻る一本道コースを走っていましたが、私は本当はいつもは円を書くカタチで走っているんです。

ですが、本製品を装着したまま側道を走ることに危険を感じて怖かったので、ランニングコース中のサイクリングコースの部分を行って戻るコースにしました。それでも後ろから来た自転車に気づかずまたびっくりさせられましたが。

考えてもみてください。本製品は「水泳」で使用することもできるようになっているんです。

水泳で求められる(イヤーピースは別ですが)気密性を保つレベルの製品をランニング用のイヤーピースを装着したからといっていきなり外音がよく聞こえるようなるはずがありません。

なのでこの結果は当然であり、むしろ逆に本製品のウリである水泳使用にはかなり信頼できる気密性があるとはいえると思います。

ボイスメモ用のマイクがあるならマイクで外音を入れて曲とリアルタイムに音声合成して聞こえるようにすれば良かったと思います。一部のノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンなどで採用されている仕組みですね。

ともかく、ランニングコースに歩行者専用道路のような場所がないのであれば私的には本製品の使用はオススメできないというのが率直な感想です。

バックアップが取れない!

悪いことばかりになってしまいますが、現時点(2015.04.01)でSmart B-Trainerでとったランニングログをバックアップする方法はありません。

これはつまり、スマホの機種変更などの際にデータを移すことすらできないことを意味します。

Smart B-Trainerの公式Q&Aの中に、

Q.スマートフォンにログデータを転送すると本体に保存されたログデータはどうなりますか?
A.スマートフォンにログデータを転送するとSmart B-Trainer の本体に記録されたログデータは消去されます。

Q.スマートフォンに取り込んだログデータをPCなどにバックアップできますか?
A.PCにログデータのバックアップを取ることはできません。

とあります。

本体→スマホで本体データは消去され、取り込んだスマホ内のデータをパソコンなどにバックアップすることもできません。

つまり現状では「機種変更する際にはこれまで蓄積されたあなたの大切なランニングログデータは諦めて」ということなんですね・・・。

これはSONYさん・・・綺麗にログを整理して地図やら音楽のアルバムジャケットやらで綺羅びやかに彩って表示する機能をつけても、肝心のそのログデータ自体が無ければ意味がないというのに・・・;;

ただ一点、救いの予感があるとすれば、

このトレーニングメニュー中に「MY ASICS」というアシックス提供のWebサービスとの連動開始が「サービス準備中(2015年春 予定)」となっているので、このサービスが開始されればひょっとしたらMY ASICSにログデータを保存することができるようになってスマホを機種変更してもデータを引き継ぐことはできるようになる可能性はありそうですが、公式発表というわけではないのであくまで可能性の問題です。

せっかくランニングしたログデータを長期保存したい人は、この辺りの動向を見極めてから購入されることをオススメします。

既存ランニングアプリ(サービス)との連携ができない!

これも念の為に「現時点は(2015.04.01)」といっておきますが、多くのランナーの方が既に使っているであろうRunkeeperやRuntastic、Nike+といった外部サービスとの連携機能は一切提供されていません。

なのでこれまでそれらのサービスを使っていて、これからもそれらサービスを使い続けたい方はGPSデータは諦めて各種情報を手動でそれらサービスへ転載するか、本末転倒的な話になりますが、B-Trainerを装着しているにも関わらずスマホを持ってランニングするという方法しか現状ではありません。

私もこれまでRunkeeperとNike+を使っていて仲間とログ共有したりして楽しんでいたのですが、今後はどうしようか思案中です。

どうかSONYさんにはこういった既存ランナーの事情も考慮した上で製品を作って欲しいですよね。こんなのはすべてソフト的対応できる部分ですし容易だとは思うのですが・・・大人の事情が色々ありそうですね。

音質は「曲調による」クセありな感じ

音楽再生の音質については曲調による差がかなり大きい感じでかなりクセのある音質です。

過去に書いたMDR-1RBTのレビュー記事の時も書いたのですが、曲の個性よりもイヤホンの個性が勝ってしまっているという印象です。

ピタッとハマる曲、音の場合はこのコンパクトが外観に見合わぬ音で鳴らしてくれますが、合わないときはとことん残念な感じです。

ただ、ここでは上記ではデメリットとしてあげた気密性がメリットとなり一音一音が捉えやすい感じはしました。

音楽再生を主目的とする製品というわけではないのでそこまで気にする必要はないかもしれませんが、個人的には様々な事情を鑑みて総合的に判断した結果、音質については「中の中」といった印象です。

Bluetooth接続でスマホ内の楽曲を再生する場合の音質はAMラジオぐらいです。よほどの理由がなければ本体に転送して再生することをオススメします。

スマホを持ち歩かなくても良い!

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なんだかここまで悪いところばかりになってしまいましたが、このメリットが上記の悪い点をすべて凌駕してしまうほど素晴らしい点なんですね。

実は私は以前使っていたXperiaをランニング中の突然の大雨で濡らして以来、起動が不安定になってやむなく買い替えたという経緯があります。

次に買ったiPhoneでは上画像が私のランニング基本セットで、iPhoneをケースに入れてスポーツ用耳かけイヤホンで音楽を聴くというスタイルでした。

このスタイルだと腕に巻きつけたバンド内にスマホが入っているので走りながらの楽曲操作や音楽操作が難しい上に、イヤホンに続くケーブルがブラブラしてしまいがちでランニング中にかなり気になってしました。

おまけに突然の雨が降ると、ケース内にイヤホン用の穴が空いているのですがそこから雨が入ってiPhoneをダメにしてしまわないかとヒヤヒヤしていました。

Smart B-Trainerはそういった点が本当にスマートで、走りながらの楽曲操作・音量調整は簡単ですし防水なので雨もまったく気になりません。むしろ雨の日でもランニングにいけてしまいます。

あと、ケーブルが無いというのはこんなにも開放感があるものかと驚かされます。

ゲーマーの方なら経験があると思いますが、プレステ2の有線接続からプレステ3で無線接続になった時を思い出してみてください。

あの時、特にこれまでゲーム機とソファーにいる自分との間の有線で不自由を感じていなかったはずなのに、無線になったことでこれまで不便に思ったことが無いのにかなり快適に感じたと思いますが、それを思い出す感じといえばわかるでしょうか。

一度ケーブルレスの快適さを味わってしまうと多少の難点はあっても絶対に前には戻れませんね。


Smart B-Trainerを使ってみての感想を率直に書いてきましたが購入予備軍の方はどう感じられたでしょうか。

強引にまとめると、「車道の側道を走る」「バックアップができないのは困る」という方は現状での購入はオススメできませんが、それら条件をクリアした方であるならばきっと私のいう快適さがご理解いただけると思います。

決して安くない買い物ですし、ヘタをすると命に関わってしまう部分もありますので、自分はどうなのかを慎重に見極めてから購入されるのが良いです。

私の評価点としては★★★☆☆といった感じです。良い点のほうが優っているということですね。

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